2019年09月05日 Dream Ballpark Ⅱ

アメリカ代表vsオーストラリア代表

2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップ スーパーラウンド
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

アメリカ、大苦戦もドリューのサヨナラタイムリー!オーストラリアも堅い守備が光る!



アレサンドロ・ロサリオ(アメリカ)

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 2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップはスーパーラウンドに突入。4連覇中のアメリカはオーストラリア相手に大苦戦。9回裏に7番のドリューのサヨナラタイムリーで、何とかスーパーラウンドの通算成績を2勝1敗としてオーストラリアと並んだ。

 アメリカ打線はオーストラリアの先発・マッカラムの前に苦しんだ。マッカラムはどんな投手なのかを説明するとストレートのスピードは常時130キロ前半がほとんどだが、すべてのボールが動くムービング系で勝負する技巧派左腕。加えて120キロ前半のスライダー、110キロ前半のカーブを丹念に集めるコマンド力も持っており、対する今年のアメリカは例年ほど対応力のある打線ではない。マッカラムの投球に当てたスイングばかりで、なかなか点を挙げることができない。

 だがそんな中、アメリカの先発・ラジシックは見事な投球を見せた。

 右スリークォーターから常時145キロ前後のストレート、切れのあるスライダー、チェンジアップで勝負。非常に角度のあるストレートを投げており、完成度の高いピッチングでオーストラリア打線から0の山を築く。

 0対0のまま試合は前半を終えたが、試合は6回裏に動いた。アメリカは5番・マクレーンがチャンスで適時二塁打を放ち、遂に1点を先制する。

 だが、この試合はそう単純にことは進まない。ラジシックは8回二死まで無失点の好投を見せていたが、二死からオーストラリアの3番バークの適時二塁打でついに同点に追いつく。

 ここでアメリカはアレサンドロ・ロサリオを投入。ロサリオは常時150キロ~155キロのストレートで圧巻のピッチング。1.1回を投げて、無失点の好投を見せた。

 そして9回裏、無死一、二塁のチャンスを作り、7番ドリューの左前適時打でサヨナラ勝ち。苦戦を制した。

 アメリカがここまで苦戦したのはオーストラリアバッテリーがアメリカ打線を徹底的に研究して苦手なコースをついたこと、また安打性、長打性の打球を外野手がダイビングキャッチを連発したり、6回裏には素早い連携プレーで追加点を阻止するなど堅い守備も光った。

 オーストラリアは1対2の僅差での敗戦でまだ2勝1敗。決勝進出の可能性は十分に残っている。

(文=河嶋 宗一

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