2019年09月04日 Dream Ballpark Ⅱ

オーストラリア代表vsカナダ代表

2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップ Aグループ リーグ戦
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

オーストラリア代表、継投策が実り、Aグループ1位でスーパーラウンド進出!



勝利に喚起するオーストラリア代表

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 9月5日、2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップ6日目は予備日。順延となった4試合が組まれた。その中で最も注目されたのがカナダvsオーストラリアの一戦。カナダは3勝1敗、オーストラリアは2勝2敗。オーストラリアは敗れた時点で、スーパーラウンド進出はほぼ絶望となる。

 オーストラリアは強力打線を誇る韓国に完封勝ちするなど投手力の高さが際立つ。この試合は打ち合いとなったが、継投策が実った試合となった。

 序盤に2点を先制したオーストラリアだが、5回裏、カナダの1番・MCDOWELLMicahの本塁打などで一挙4点を失い、逆転を許す。だが、6回表、オーストラリアは満塁のチャンスから7番アームストロングの走者一掃の適時二塁打で逆転に成功。その後も点を追加し、カナダの追い上げをかわし、7vs6で対戦成績は3勝2敗とした。

 この結果、Aグループはカナダ、オーストラリア、オランダが3勝2敗で並び、得失点率でオランダが脱落し、カナダ、オーストラリアのスーパーラウンド進出が決まった。

 オーストラリアで光ったのは5人の継投策。9回裏、一死。カナダは主力打者のブラウンに回った。ここでオーストラリアは左腕のモーガンを代えて、右サイドのカヴィルが登板し、ブラウンを抑えると、再び投手交代。左腕のリーが登板し、見事に抑え、逃げ切りに成功した。

 オーストラリアは投手が右投手5人、左投手5人と計10人も控えており、フィッシュ監督は「右打ち、左打ちなど打者のタイプに応じて、登板させる投手を決めています」と起用法を明かした。

 オーストラリアの投手陣は145キロを超える投手はほとんどいないが、投げ方はいろいろ。オーバースローもいれば、サイドスロー、ムービングボールを武器にする投手もいれば、左の速球派、技巧派とバラエティが豊富。そういう投手を使い分け、オープニングラウンド5試合で、防御率2.51に抑えた投手陣はスーパーラウンド進出の大きな原動力となった。戦い方は戦略的で、韓国、アメリカが注目される今大会だが、オーストラリアは要注意しなければならないチームと実感するゲームだった。

(文=河嶋 宗一

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