高校日本代表、収穫のある引き分け



佐々木朗希(大船渡)

【試合の様子をギャラリーでチェック!】

 大学代表の試合前日、佐々木 朗希大船渡)はこう語っていた。「大学代表に勝っていかないと、世界で戦えない」

 佐々木の言葉通り、今年の大学代表の投手力、打撃力はアメリカ代表に並ぶレベルである。

 そんな大学代表相手に、高校日本代表は大健闘を見せた。2回表、相手のミスもあるが、石川 昂弥の二塁打でチャンスを作ると、その後の敵失から1点を先制。4回表にも、石川がカーブを打って中前安打。続く、東邦熊田 任洋も適時打を放って、2点目をあげる。

  5回には、またも石川が、二死一、二塁から内角直球を振り抜き、レフトフェンス直撃の適時二塁打で逆転に成功。3打数3安打2打点の活躍を見せた。大学生が投げ込む140キロ中盤の速球を石川、熊田は、しっかりと捉え、振り負けないバッティングをみせた。

 さらに、9回表には、25日の打撃練習で一番状態が良いと語っていた武岡 龍世(八戸学院光星)が二塁打。インコースの直球に対して、手首がこねることなく、縦振りで鋭いバットスイングをみせ、チャンスを作ると、バントが苦手と語っていた山瀬 慎之助(星稜)が絶妙のスクイズ。合流してまだチームに慣れていない中、大仕事をやってのけた。