2019年08月16日 東京ドーム

東練馬シニアvs浦和シニア

ジャイアンツカップ2019 準決勝
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138キロ右腕の前田尚哉が力投 粘る浦和シニアを振り切り2年連続の決勝へ



138キロ右腕の前田尚哉(東練馬シニア)

 ジャイアンツカップ2019の準決勝第2試合は、東練馬シニアと浦和シニアが激突。東練馬シニアは、前回大会の準優勝チームであり、浦和シニアも日本選手権を制した実力を持つチームだ。
 準決勝とあり、高い実力をもったチーム同士の対戦となったが、勝敗の差を分けたのは投手力であった。

 とは言え、決して浦和シニアの投手陣が悪かったのではない。東練馬シニアの速球派右腕・前田尚哉が非常にレベルの高い投球を見せたのだ。
最速138キロの速球が武器である前田は、序盤から自慢の速球を武器に浦和シニア打線を押し込んでいく。初回に、一死二、三塁からショートゴロの間に1点を失うが、以降は粘りの投球を続けてホームを許さない。

 中盤から、浦和シニアの各打者がストレートにアジャストしてくると、配球はスライダー中心の配球に変わり、変化球の精度の高さも見せる。
 そして、打者のタイミングを察して配球を変えた捕手の宮原慶太郎の観察眼の高さも見逃せない。

 試合は1対1の同点で迎えた5回表、東練馬シニアが無死満塁のチャンスを作ると、浦和シニアにセカンド牽制で痛恨のミスが出て、三塁ランナーがホームへ生還。さらにその後二死一、三塁となった後、3番・小島慎也のタイムリーでさらに1点を追加し、これで東練馬シニアは試合の主導権を握った。



最終回に意地のタイムリースリーベースヒットを放った坪内蒼汰(浦和シニア)

 東練馬シニアは7回表にも、一死三塁から2番・佐藤琉生のダメ押しのタイムリーツーベースなどでさらに2点を追加し、試合を決定づける。
 試合は東練馬シニアが粘る浦和シニアを振り切り、2年連続の決勝進出を果たした。

 敗れた浦和シニアは、勝負どころでのミスなどらしくないプレーが敗因に繋がったが、それでもシニアチャンピオンらしい好守好打も随所で見せた。
 特にこの試合で印象的だったのは、4番・坪内蒼汰の最終回の意地のタイムリースリーベースだった。

 土俵際でも粘り強く諦めない姿勢は非常に好感が持て、シニアチャンピオンの4番に相応しい一打であった。この姿勢は次のステージでも持ち続けて欲しい。

 勝った東練馬シニアは、2年連続の決勝に臨む。昨年は大淀ボーイズの前に屈したが、その時は徳元敏監督がU-15日本代表のコーチとしてパナマ遠征に出ており、大会には不在だった。今回は、徳元監督と共に盤石の体制で決勝を迎える。その戦いぶりに注目だ。

(文=栗崎 祐太朗)

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