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静岡裾野シニアvs京葉ボーイズ
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静岡裾野シニア | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | ||||||||
京葉ボーイズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
裾野:岩田、山口-岸本
京葉:高橋、伊藤-阿保

137キロ右腕の山口凱矢(静岡裾野シニア)
そして6回からマウンドに登った山口は、噂通りの速球派投手であった。
前日にジャイアンツ球場で行われた、糸島ボーイズとの1回戦では135キロを記録しており、この試合でも圧のある直球で2イニングをピシャリと抑えた。
昨年から怪我が続いていたと話す山口だが、大舞台に合わせてしっかりと結果を残した。
投手陣の好投に打線も後押しされ、試合は序盤から静岡裾野シニアのペースで進む。
2回表、静岡裾野シニアは二死二塁のチャンスを作ると、8番・大橋優太がレフト前ヒットを放って送球が逸れる間に2塁ランナーが生還。さらにその後、二死一、三塁の場面から、1番・北嶋優希哉がライトフェンス直撃のタイムリースリーベースを放ってさらに2点を追加する。
静岡裾野シニアは4回、5回にも追加点を挙げて、試合の主導権を握った。

敗れたが京葉ボーイズのリリーフのマウンド立った伊藤地宏も左の好投手であった
反撃したい京葉ボーイズは、5回裏に無死一、三塁のチャンスを作り、犠牲フライを狙ったが、静岡裾野シニアのセンター・大橋建仁のバックホームに阻まれ、得点を挙げることが出来ない。
結局試合はそのまま5対0で静岡裾野シニアが勝利し、準々決勝進出を決めた。
「中学5冠」を目指した京葉ボーイズを、高いレベルの投打で抑え込んだ静岡裾野シニアだが、試合後に静岡裾野シニアの松川良監督は、リトルシニアトップレベルのチームとしてのプライドがあったことを明かした。
「相手も良いチームでしたが、こちらも昨年夏の優勝、春の準優勝チームというプライドがありました。今年の夏の選手権は出場できなかったので、モチベーションも高く、準備期間もありました。ミスなく戦えたことが良かったと思います」
勝った静岡裾野シニアは、14日の準々決勝で八王子シニアと激突する。
関東の強豪シニア同士の対決に注目だ。
(文=栗崎 祐太朗)