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2019年08月13日 市川市国府台球場
静岡裾野シニアvs京葉ボーイズ
ジャイアンツカップ2019 2回戦
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静岡裾野シニア | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | ||||||||
京葉ボーイズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
裾野:岩田、山口-岸本
京葉:高橋、伊藤-阿保
137キロ右腕・山口凱矢が見せた圧のある直球 静岡裾野シニアが京葉ボーイズの「5冠」を阻む

先発マウンドに立った岩田悠聖(静岡裾野シニア)
8月12日から始まったジャイアンツカップ2019。13日は2回戦8試合が行われ、市川市国府台公園野球場では「中学5冠」を狙う京葉ボーイズと、春の選抜大会で準優勝に輝いた静岡裾野シニアが激突した。
シニアとボーイズのトップレベルに位置するチームの対戦となったが、この試合で注目していたのは、京葉ボーイズのスラッガー・海老根優大と静岡裾野シニアの137キロ右腕・山口凱矢であった。
海老根は昨年の秋に取材をさせていただいた選手であるが、相変わらず高い身体能力を見せる。体の強さ、バットを振る強さは中学生離れしたものがあるが、見逃せないのは足と肩だ。シートノックではセンターから矢のような送球を見せ、走力もただ速いだけでなく走る姿勢がいい。
この試合では力みが見られ、ノーヒットと悔しい結果に終わったが、身体能力や全体的な身のこなしはやはり中学生レベルを超えた域にある。

京葉ボーイズの4番・海老根優大
そしてそんな海老根を始めとする、強打の京葉ボーイズ打線を無得点に抑えた静岡裾野シニアも、好投手を揃えるレベルの高いチームだった。
先発のマウンドに立ったのは、背番号1の岩田悠聖。背番号18を背負う山口と共に、昨年の選手権大会優勝と、今春の全国選抜大会準優勝に貢献した投手だ。
岩田の良さは、全体的なバランスが良いところだ。直球にも強さあり、コントロールもまとまっている。フォームに大きな癖もなく、変化球でもカウントを取る技術がある。大舞台も経験しているためか、余計な力みも全く感じられず、淡々と京葉ボーイズ打線を打ち取っていく。
岩田は5回を無失点に抑える好投を見せ、山口へとバントを繋いだ。