2019年04月13日 高知高校旭グラウンド

高知vs八幡浜

2019年 練習試合(交流試合)・春 練習試合
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さすらいの四国探題 寺下友徳

高知・森木 大智「真の大黒柱」への第一歩



7回から3番手として登板した森木 大智(高知)

 高知中3年で軟式球としては驚異的な最速150キロをマークした森木 大智高知1年・184センチ82キロ・右投右打)の高校対外試合デビュー戦となった八幡浜戦。注目のマウンドには第1試合の7回から3番手として登板した。

 結果は3回33球を投げ被安打1・奪三振2・与四球1・無失点の最速144キロ。こと打撃では高校対外試合第1打席で「思い切りよく振っていって」初球をライナーの中前打。第2試合でも5打数2安打1打点1四球1得点と貫録を示しただけに、数字だけ見ればストレートとスライダーで連続三振を奪うなど本人も「一番よかった」と振り返った7回表にスピードガンの準備が間に合わなかったことを差し引いたとしても、「先日のシートバッティング時に球速を測った時には147キロ出ていた」(濵口 佳久監督)点を鑑みれば「やや物足りない」と言わざるを得ないものだった。

 ただし、本人には全く悲壮感はない。というのも森木にとって練習試合の位置づけは「試合の中で課題を出していく」ものだからだ。例えばこの八幡浜戦は登板早々に冬に取り組んできたインステップ修正がなされていないことに気付くも「あえてそのままにして」高校生相手に起こる現象について検証。かつ8・9回は「変化球を投げながら最終的にはストレート中心でしていく」一方法として110キロ台後半のパワーカープを見せ球として選択。最終回一死一・二塁のピンチも2球目に見せ球として続けた118キロカーブで4-6-3併殺を決めて見せた。

 そんな森木がが検証結果を練習でブラッシュアップし、真の成果として示す最初の舞台は5月3日から3日間・愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで開催される「第72回春季四国地区高等学校野球大会」。大会への意気込みを聞くと「まずはメンバー入りすること」を前提条件としてこんな答えが返ってきた。

 「高いレベルを見てみたいですし、軟式で150キロを出した球場なので、そこを超えてみたいですね」
 この日の高校対外試合デビューをきっかけに、さらに自らの「信念」と「挑戦」を高く、揺るぎなく掲げて。森木 大智は「165キロ・高校通算50本塁打」そして夢舞台で頂点に立つ「真の大黒柱」への道を力強く、確実に歩む。

(文=寺下 友徳

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