2019年03月10日 丸亀城西高校グランド

丸亀城西vs市立呉

2019年 練習試合(交流試合)・春 練習試合
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さすらいの四国探題 寺下友徳

市立呉、課題出し切り「元気づける」勝利誓う!



肩痛から復活を遂げた丸亀城西の先発・藤田翔希

【熱戦の模様をギャラリーでチェック!】

 時折、激しい雨が打ち付ける中で行われた練習試合。昨秋中国大会ベスト4で2年ぶり2度目のセンバツ出場を決めた市立呉は8対4・8対19の1勝1敗で終えた前日の三本松戦に続き、昨夏甲子園出場の丸亀城西との香川県遠征2日目に臨んだ。

 肩痛から復活を遂げた丸亀城西藤田 翔希(新3年・左投左打・165センチ83キロ・三豊市立三野津中出身)と、昨秋は公式戦全11試合に登板した沼田 仁(新3年・172センチ68キロ・右投右打・東広島市立西条中出身)の両エースが先発した第1試合は、終盤にかけて激しい打ち合いの末、丸亀城西に凱歌が上がることに。ただ、敗れた市立呉も「投手を含めた守りで無駄な失点をしないように持っていく」(中村 信彦監督)センバツの試合運びを考える上で、数多くの前向きな課題を得ることができたことは大きな収穫だ。

 

 一例をあげれば、二死から最後は藤澤 和弥(新3年・三塁手・右投右打・163センチ67キロ・善通寺市立西中出身)の左越3ランで丸亀城西に逆転された3回表の場面。沼田 仁はこう的確に自省する。

 「味方のミスの後にカバーする気持ちや、相手が変化球を待っていたのに、変化球を投げてしまいました。今後は1人1人での配球を考えて、工夫していきたいです」

 一方、2番手の福永迅(新2年・右投右打・169センチ55キロ・吉名クラブ<軟式>)も、この日は最終回こそ乱れたがサイドハンドからの多彩な変化球で昨秋ベンチ外から2番手格の地位を固めつつあり、打線も2対5で迎えた8回裏に5安打を集中させ4点を奪った集中力は見事だった。細かいケガでこの日はベンチから試合を見守った主将の上垣内 俊早(新3年・遊撃手・右投左打・東広島市立黒瀬中)は「守備のミスが目立っている」と厳しい自己評価を下したが、逆に言えばそこさえ改善できればセンバツ2勝目は十分射程距離内にあるといえよう。

 そして、彼らには頑張るべき理由が存在する。沼田 仁、上垣内の2人は図らずも同じ誓いを口にした。
 「自分たちが昨年7月の西日本豪雨災害のボランティア活動をした時も、逆に『頑張って』と声をかけていただいたんです。だから、僕らはセンバツの舞台で感動して頂けるプレーをして、地域の皆さんを元気にしたいです」

 全ては広島県、呉市に元気を発信するために。市立呉は来週末も予定されている練習試合で課題のすべてを出し切り、グラウンドで克服し、自信を持って聖地のグラウンドに立つ。

(取材=寺下 友徳

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