2018年12月21日 マヤベケヒーローズ球場

東京代表vsキューバ代表

2018年 キューバ海外遠征 親善高校野球試合 親善試合
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

0対6から大逆転!最後は小山 翔暉が決勝2ラン!!



東京代表先発・谷 幸之助(関東一)

 東京代表が最終戦を迎えた。今回はマヤベケヒーローズ球場。両翼332フィート、404フィート。1内野スタンドの造り、座席の構造は日本の球場とよく似ているがフェンスはコンクリートだということ。試合前にはかなり気を付けながらプレーすることを話していた。また客の無法度は日本の試合ではまずありえないものだった。東京代表ベンチの上に載ってハイタッチを求めてくる少年、改造したラッパで試合中、耳をつんざくような音を吹きまくる中年オヤジ。

 またこの試合、会場には東京代表のベンチ入り選手、高野連役員の顔写真が掲載された冊子が配られており、試合中、子供たちは役員の顔を見つけてはサインをねだる。いろいろな意味で自由度が高い試合だった。さて最終戦のスタメンである。

1番DH・野村 昇太郎(二松学舎大附
2番セカンド・ 小松 涼馬帝京
3番レフト・小山 翔暉東海大菅生
4番センター・右田 稜真二松学舎大附
5番ファースト・生沼 弥真人早稲田実業
6番ショート・成瀬 脩人東海大菅生
7番キャッチャー・佐藤 英雄日大三
8番ライト・伊藤 大征(早稲田実業)
9番サード・山崎 主真都立日野
先発・ 谷 幸之助(関東一)

 1回表、キューバの先発マウンドに登ったのはベラ。第1戦で登板したベラはストレートの勢いは抜群。190センチの長身から振り下ろす速球は常時140キロ~148キロを計測しており、ハードな曲がりを見せる125キロ前後のスライダーもある。

 1回裏、先発の谷が不安定なピッチング。先頭のビクトルを内角へずばりと決まる140キロのストレートで見逃し三振に打ち取ったもの、2番打者を四球であるかしたところからリズムを崩し、その後、4番ギジェルモ・ガルシアに適時打を打たれ、一死満塁のピンチを迎えたところで交代。谷は常時140キロ~143キロを計測しており、速球の勢いは素晴らしかったが、不安定なところが出てしまい残念だった。

 その後、坂本 一樹岩倉)が登板するが、勢いを止めることができず初回は5失点。2回裏にはバッテリーミスで1点を失い、2回終わって0対6と苦しい立ち上がり。140キロ後半をたたき出すゲラに対して嫌な点差だったが、ここから反撃を見せる。

 3回表、東京代表は一死一塁から2番小松 涼馬帝京)はヒットエンドランを仕掛け、一死一、三塁。3番小山 翔暉東海大菅生)は振り逃げで三塁走者が生還。4番右田 稜真二松学舎大附)が歩いて、5番生沼 弥真人早稲田実業)が粘りながら、右前適時打を放ち、3対6と3点差に迫る。

 前田監督は「6点取られたとき、負け展開のゲームだと思いましたけど、よく打ちましたよ」と主将をたたえ、生沼は「日本では長打を打つためにバットを長く持っていたけど、プライドを捨てて短くを持ってチームのためにつなぐ。その思いがヒットにつながったと思います」と追い上げの一打を振り返った。

 さらに6回表、一死一、二塁のチャンスを作った東京代表。ここでキューバが降板。投手を交代させ、8番伊藤が四球で満塁。ここで代打・渋谷 嘉人関東一)が押し出し四球で1点を返し、1番野村が併殺崩れで5対6と1点差に迫る。

 東京代表は3回裏からリリーフした細野 晴希東亜学園)は好投した第2戦に続き、最終戦でも絶妙なピッチング。ストレートのキレはいつもの細野を取り戻し、常時130キロ~135キロ前後のストレート、120キロ台のスライダー、120キロ台のチェンジアップを投げ込み、ここぞという場面ではチェンジアップでキューバ打線を翻弄。7回まで投げ無失点の快投。1点差のまま8回に突入。

 8回裏、東京代表はエースの井上 広輝日大三)を投入。井上は中1日の登板となったが、速球の勢いは健在。常時140キロ~145キロ前後の速球を投げ込み、キレのあるスライダーを見せ球にして、最後はストレートで決め球にする配球で2三振に打ち取る。

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