2018年12月20日 ラテンアメリカーノ球場

東京代表vsキューバ代表

2018年 キューバ海外遠征 親善高校野球試合 親善試合
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アルテミサ球場のマウンドで記念撮影

 キューバ遠征・第4戦。アルテミサ球場に移して行われる。アルテミサ球場はメジャーリーグの本拠地のようなラテンアメリカーノ球場と違って、電光掲示板もなく、背もたれ式のスタンドもない。まさに牧歌的な印象を受ける球場だ。天然芝が深く、土となっているファールゾーンの整備はなんと馬車でやっていた。現地コーディネーターのアントニオさんによると、「馬車はキューバの文化ですからね」と語るように、アルテミサ球場を向かう際、馬車を多く見た。馬が道を歩いているのはキューバにとって日常の風景なのだ。

 この球場は両翼が326フィート(約99.4メートル)、中堅は405フィート(約123.4メートル)と、広い。ただ、ラテンアメリカーノ球場より右中間、左中間のふくらみが小さく、野村 昇太郎(二松学舎大附)は狭く感じていた。そして特徴的なのはマウンドの高さ。神宮球場より2倍ぐらい高いのではないかと感じる高さだった。

 さて今回のオーダーである。
1番DH・野村 昇太郎(二松学舎大附
2番セカンド・ 小松 涼馬帝京
3番キャッチャー・小山 翔暉東海大菅生
4番センター・右田 稜真二松学舎大附
5番ショート・成瀬 脩人東海大菅生
6番ファースト・生沼 弥真人早稲田実業
7番レフト・井上 広輝日大三
8番ライト・伊藤 大征(早稲田実業)
9番サード・山崎 主真都立日野
先発・中村 晃太朗東海大菅生

山崎が初スタメン。これで東京代表はすべての選手が出場したことになる。前田監督によると「選手たちは山崎は良い動きをしていると評価が高くてね。それで使ってみようと決断したんです」と理由を明かす。その山崎はこの試合を語るに欠かせない活躍を見せることになる。

 試合は東京代表が優位に進めた。まず1回表、中村が3球で三者凡退に打ち取ると、1回裏、1番野村が右前安打、2番小松は四球を選び、3番小山は犠打をしっかり決め、一死二、三塁のチャンス。4番右田の場面でバッテリーミスで1点を先制。一死三塁から右田の遊ゴロの間に2点目を入れる。 しかし2回表、二死から8番カルロス・ベレグリンの2点適時打で2点を失ったが、2回裏、連続四球で無死一、二塁のチャンス。キューバは先発投手のウベルト・メヒアスが降板。2番手に左腕のカルロス・モニエルを投入。8番伊藤が犠打をしっかりと決め、9番山崎は初球スクイズ。見事にしっかりと決めて、東京代表が勝ち越し。山崎が代表初打席で大仕事をやってのけた。山崎は「かなり緊張しましたけど、決められてよかったです」と笑顔を見せた。

 さらに3回裏、東京代表は2番小松の左前安打、3番小山の右前安打。送球間のミスなどもあり、無死二、三塁のチャンスから5番右田の中犠飛で勝ち越しに成功。その後、二死三塁から6番生沼が左中間を破る適時三塁打で5対2と大きく突き放した。 さらに5回裏には3番小山が右中間を破る三塁打。4番右田が打ち上げた打球はファールフライ。キューバの一塁手・捕手が交錯してしまい、すぐに送球できず、その間に小山が生還した。


好投する中村晃太朗(東海大菅生)

 先発の中村は6回表に2点を失ったが、粘り強いピッチング。常時130キロ中盤の速球を見せ球として、120キロ台のチェンジアップを決め球にするピッチングでキューバ打線を抑える。小山は「チェンジアップが武器になると思っていました」と語れば、中村も「前回の対戦で各打者のスイングの傾向を掴んでいたので、どれが得意なのか、不得意なのかはわかってきました」と対戦した前回の登板でキューバ打線と対戦した経験をうまく生かしていた。

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応援メッセージ (1)

白熱戦Lead 2018.12.21
選手の皆さん、お疲れさま!
いい試合でしたね‼︎
このいい流れで最終戦、勝利を!

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