2018年12月19日 ラテンアメリカーノ球場

東京代表vsキューバ代表

2018年 キューバ海外遠征 親善高校野球試合 親善試合
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

7回表まで同点も… 投手陣が崩れ3連敗



先発する井上広輝(日大三)3回7奪三振の快投!

 東京代表第3戦。選手たちの動き、打撃を見ると非常に調子が良い。まずは今回のスタメンを紹介しよう。
1番セカンド・ 小松 涼馬帝京
2番DH・野村 昇太郎(二松学舎大附
3番レフト・小山 翔暉東海大菅生
4番ショート・成瀬 脩人東海大菅生
5番センター・右田 稜真二松学舎大附
6番サード・生沼 弥真人早稲田実業
7番ライト・伊藤 大征(早稲田実業)
8番ファースト・宮崎 恭輔國學院久我山
9番キャッチャー・佐藤 英雄日大三
先発・井上 広輝日大三
スタメン9人中、打撃練習でさく越えを打っていたのは、野村、小山、成瀬、右田、生沼、伊藤、佐藤。成瀬、右田、小山に限っては1セットには1本はスタンドインさせていた。ラテンアメリカーノ球場は両翼が325フィート(約99.06メートル)、センターは400フィート(約122メートル)となかなか広い球場でい入れているのだからさすがである。

 右田は「1日目は全然振れなかったですけど、だいぶ今日はだいぶ振れるようになってきたと思います。あとはタイミングの取り方。それだけしっかりすれば打てると思います」と語れば、成瀬も「だいぶ体が動くようになってきたので、調子が上がってきました」と笑顔を見せていた。

  試合に入ると、初回から走者を出すなど、流れは良かった。そしてマウンドに登ったのは井上 広輝日大三)。当初としてはクローザーの予定だったが、前田三夫監督は井上がとにかく投げたがっていた。いろいろ相談を重ねた結果、先発では3イニングまでと決めた。

 その中でも井上は東京代表のエースにふさわしいピッチングを見せる。試合前、井上は「キューバ打線は意外と直球で押せる印象を受けたので、かわしにいかず、しっかりと押していきたい」と語るように力感がこもったピッチング。ストレートは26球投げたが、140キロ以下を下回ったのは1回だけ。平均球速143.19キロと、ほぼ140キロ台のストレートでキューバを圧倒した。ストレートを生かすために、120キロ~125キロ前後のスライダー、125キロ前後のチェンジアップ、110キロ台のカーブを織り交ぜながら、2回まで5奪三振。ほぼ振り遅れの打球が目立った。するとキューバは3回裏、ビクトルが安打を放ち、3番ロイデル・チャペジが甘く入ったスライダーを逃さず左前安打。1つのボールを逃さず、安打を重ねる姿はさすがであった。

 4番ギジェルモ・ガルシアはシンカー気味に落ちるチェンジアップで三振に打ち取ったが、5番フリオ・ノゲラは対し、内角へ142キロのストレートを投げ込み、バットを折ったが無情にも打球はセンター前へ飛び、2点を先制される。

 それでも井上は3回7奪三振、2失点のピッチング。この快投には前田監督は「素晴らしかったです。速球、変化球の勢いもよかったですし、東京代表のエースでした」と絶賛。リードする佐藤も「速球、変化球をコース、高低に使っていこうと話をしていて、全体的によく、点を取られたのはバットを折りましたし、悪くなかったと思います」と女房役もたたえていた。ただ井上は「3回だけ悔しいピッチングでした。悪くなかったですけど、次はしっかりと抑えたいですし、もっと良いストレートを投げたいです」と悔しがっていた。

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