2018年12月17日 ラテンアメリカーノ球場

東京代表vsキューバ代表

2018年 キューバ海外遠征 親善高校野球試合 親善試合
印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

東京代表、7失点も内容に手ごたえ!次はキューバと互角に戦える



二塁打を打つ小松涼馬(帝京)

 東京代表が初戦を迎えた。首脳陣に話を聞くと、共通して話題に挙がっていたのが初戦の戦い方だ。初戦をどう戦うかが今後4試合の行方を握り、さらにいち早く、国際球、木製バットを使っての公式戦に慣れて自分たちの戦いができるか。選手たちは球場入りすると、入念に打撃練習を行い、投手はマウンドに登り、マウンドの感触を確かめていた。

 キューバの先発はノルヘ・ベラ。190センチ82キロと長身で手足の長さを生かした右腕。ステップ幅が狭いが、しっかりと真上から振り下ろし、角度があるストレートを投げ込んでくる。常時140キロ~148キロのストレートを投げ込む。125キロ前後のスライダーを織り交ぜ、三者凡退に打ち取られる。

 東京代表の先発は中村 晃太朗東海大菅生)。中村は試合前、「打撃練習を見てすごいと思いました。ただ胸元に弱点があると感じたので、そこをついていきたい」と内角をどれだけ投げられるかをキーポイントに挙げた。中村は常時130キロ前半(最速135キロ)のストレートを内外角に投げ分けながら、スライダー、チェンジアップを駆使して力投。しかし2回裏、二死二、三塁から失策により1点を失うが、3回表、東京代表は8番伊藤 大征早稲田実業)が右前安打で出塁。9番渋谷 嘉人 (関東一)は犠打を決め、1番小山 翔暉東海大菅生)が四球で出塁すると、2番小松 涼馬帝京)が高めの直球をとらえて左越え適時二塁打で逆転に成功した。

 しかし4回裏、キューバが反撃。6番ナルデ・クルスは敵失で失策。7番ハロルド・ペドロソはセーフティ気味のバント。このバントがエラーを誘い、無死二、三塁。東京代表にとっては嫌な形でピンチを迎えた。8番カルロス・ペレグリンが外角高めを振り抜き、右中間真っ二つの適時二塁打で逆転に成功。打球速度が8番打者ではない。その後もタイムリーが飛び出し、2対4と2点リードをつけられる。

 だが5回表、二死二塁の場面で先ほど2点二塁打を放った2番小松が高めに入った直球を逃さず、レフト線を破る適時三塁打を放ち、3対5と2点差に。日本大戦から鋭い当たりが出始めた小松だったが、2安打2長打3打点の大当たり。小松はとらえる形が良い。バットを立てて構え、トップをとった時も、ヘッドを大きく入れず、垂直にバットを落としてから振りだしに入っている。それによって振り遅れすることなくボールをとらえることができており、ストレートをしっかりとパンチショットできている。普段から見ている前田監督は「小松は覚えが早くて、木製バットの打ち方ができている」としっかりと評価していた。

【次のページ】 東京代表vsキューバ代表(2)

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
キューバ海外遠征 親善高校野球試合(日本人キューバ移住 120周年記念事業) 【大会別データ】

応援メッセージを投稿する

試合記事トップに戻る サイトトップに戻る