2018年11月14日 明治神宮野球場

立正大vs環太平洋大

2018年 第49回明治神宮野球大会 大学の部 決勝
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小関順二が徹底分析 ストップウォッチレポート

劇的逆転で立正大が優勝を飾る!



環太平洋大の先制シーン

 秋の大学日本一を決めるに相応しい一戦になった。先手を取ったのは環太平洋大。2回裏、1死から5番仲村来唯成(1年)がレフト前ヒットで出塁、6番打者の併殺崩れで2死二塁となり、7番梅本聡太(2年)が右中間に二塁打を放ち、待望の先制点を挙げた。

 この一連の流れで注目したのは環太平洋大の脚力だ。仲村の左前打のときの一塁到達が4.25秒、梅本の二塁打のときの二塁到達が7.86秒、得点に関係ないが8番祝出一慶(1年)の一塁ゴロの一塁到達が3.97秒だった。



米田虎太郎が同点のホームイン!

 1回には2番久城秀仁(2年)が遊撃ゴロを打って一塁到達が4.06秒で、私が俊足の基準にしている打者走者の「一塁到達4.3秒未満、二塁到達8.3秒未満、三塁到達12秒未満」を2回終了時点で4人がクリアしていた。この環太平洋大の走塁の迫力は最後まで衰えず、最終的には6人11回が私の基準値をクリア、立正大の4人5回を大幅に凌いだ。

 立正大は3回に8番佐々木勝哉(3年)のタイムリー二塁打で同点に追いつき、5回終了時点のスコアは1対1の同点。打者の積極性を見ようと空振りを調べてみた。全投球に占めるストライクの見逃しの割合(数値が低いほうが好球必打)は環太平洋大の21%に対して立正大は22%。両校の数字はどう見ても積極的とは言えず、慎重にピッチャーの球筋を見極めようとする余りバットを振れない精神状態に追い込まれていたことがわかる。

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