2018年12月16日 レクザムボールパーク丸亀

尽誠学園vs四国選抜

2018年 練習試合(交流試合)・秋 強化試合
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さすらいの四国探題 寺下友徳

四国選抜「よき課題」手に、いざオーストラリアへ!



尽誠学園戦2番手・四国選抜の横田 啓悟(土佐2年)

 この試合、四国選抜側で4打数2安打3打点の4番・永尾 斗摩(2年・捕手・右投右打・185センチ87キロ・大阪八尾ボーイズ<大阪>出身)をはじめ、秋季県大会スタメン4名を欠いた中にあっても尽誠学園のモチベーションはまるで公式戦のように燃え盛っていた。

 

 初回からその効果は存分に発揮される。二死満塁から6番・友川 友我(2年・左翼手・右投右打・京田辺ボーイズ<京都>出身)がバットをグリップエンドから10センチ以上短く持ってライト線へ落とす先制2点打。なりふり構わず勝ちに行く姿勢は四国選抜の出鼻をくじくに十分だった。

 さらに2回裏も尽誠学園は一死一・二塁から2番・畠山 楓真(2年・一塁手・右投左打・176センチ78キロ・東大阪布施ボーイズ<大阪>出身)が左中間フェンス直撃適時2点三塁打を放つと、5番・川崎 風汰(1年・指名打者・右投右打・京都市立勧修中<京都>卒)、友川もライト線適時打で続き4得点。当初3イニング予定だった四国選抜先発・香川 卓摩高松商2年・左投左打・165センチ62キロ・東かがわリトルシニア出身)を2回でマウンドから降ろし、終盤にも3点を追加して16安打9得点。細かい雨が降りしきったレクザムボールパーク丸亀のダイヤモンド上に「尽誠」のユニフォームを躍動させた。

 

 守っても尽誠学園は秋季県大会では一塁手だった瓢 星龍(2年・捕手・右投左打・161センチ66キロ・神戸市立大池中<兵庫>卒)が4回以降無安打の4安打に四国選抜打線を封じる好リード。3つ盗塁も阻止して永尾との正捕手争いに名乗りを上げるなど、9対3の点差以上に終始四国選抜を圧倒した。

 これに対し、尽誠学園戦では4打席で1安打2四死球の1番・古澤 怜大(明徳義塾2年・中堅手・右投右打・170センチ73キロ・横浜市立岡野中出身)、3打数1安打の3番・西村 唯人(高知2年・三塁手・右投左打・171センチ73キロ・高知中出身)、4番・永尾と、3回表からの2番手登板で3回を無失点で切り抜けた横田 敬悟(土佐2年・右投右打・176センチ87キロ・高知大教育学部附属中出身)を除けば、チームとしてはいいところなく強化試合2連敗となった四国選抜。「投手陣はスピードは130キロ後半でも制球力がアバウト。真ん中でももっと低く投げないと。打者はヒットできるスイングをしてほしい」田邉 行雄監督の総括が全てを言い表している。

 ただ、選手たちはすでに自ら課題を抽出し修正に着手しようとしている。たとえばチームキャプテンの浮橋 幸太(富岡西2年・投手・右投左打・175センチ77キロ・阿南市立阿南第一中出身)は、すでにその腹案を描いていた。

 「まだ喋れている選手と話せていない選手の差があって一丸となり切れていない部分がある。ラインで四国選抜のグループを作ったので、ラインができる環境にある選手たちとはオーストラリア遠征に行くまでにいい形でコミュニケーションをとって、個々の高い能力をつなげていきたいです」

 次に四国選抜が一堂に会する場は12月25日(火)東京・羽田空港。高松商尽誠学園が試合を通じ与えてくれた戦術面と精神面の「よき課題」を得た20名は、試合後に行われた結団式で田邉監督がチームの大綱として示した「勝ちに行く」を常に頭に置き、個々のチームでオーストラリア遠征への最終調整に入る。

(取材=寺下 友徳

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