2017年11月10日 明治神宮野球場

富士大vs大阪商業大

2017年 第48回明治神宮野球大会 大学の部 1回戦
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

富士大、二投手のリレーで17奪三振!大阪商業大を下す!



鈴木翔天(向上)

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 寒さ残る中、行われた富士大と大阪商業大の一戦。富士大は左腕エース・鈴木 翔天(そら・向上)と、大阪商業大は速球派右腕・大西 広樹大阪商業大高)が先発。大西は右スリークォーターから常時140キロ~140キロ中盤の速球、スライダー、カーブをコンビネーションにする投手だ。

 一方、来年のドラフト候補として期待される鈴木。コンパクトなテークバックながら、内回りの旋回でしっかりと肘をトップに持っていき、流れるようなフォームから投げ込む速球は常時135キロ~140キロ。ここぞというときには140キロ中盤の速球を投げ込み、最速で146キロを計測。回転数が高く、空振りが奪えるストレートが素晴らしい。今日は足が前半から吊ってしまい、うまく踏ん張ることができず、思い通りのストレートを投げることができない。それでも、回転数の高いストレートとチェンジアップ、スライダーのコンビネーションで、4.1回を投げて9奪三振と来年のドラフト候補として及第点といえるピッチングを残した。

 打線は、一死二、三塁から7番濱 竜太朗(佐久長聖)が2点適時打で2点を先制すると、5回表には楠研二郎(東海大相模)の適時打で着実に点を追加する。

 5回途中、鈴木の降板でマウンドに登ったのは、加藤 弦八重山商工)。加藤は、気迫のピッチング。右スリークォーターから135キロ~140キロ前半のストレートを高低に投げ分けながらピッチングを展開。粘る大阪商業大打線にパスボールで1点を失うが。粘り強いピッチングで三振を量産。「やはり最後なので燃えています。これまで勝ち上がって、ほかの大学の4年生が最後の試合が終わって泣いている姿を見て、逆に燃える気持ちになっています」
その加藤の気持ちに乗せられるように7回表にも1点を追加した富士大。加藤は4.1回を投げて7奪三振の好投で、大阪商業大に勝利。ベスト8進出を決めた。先発の鈴木は「まだ自分のピッチングができなかったので、次の試合でよいピッチングを見せたい」と意気込んだ。

 敗れた大阪商業大だが、投手のレベルは高かった。2番手の橋本 侑樹大垣日大)は左スリークォーターから常時135キロ~140キロのストレートに加え、スライダー、チェンジアップを駆使する左腕。3番手・尾田 恭平智辯学園)もコンパクトな左スリークォーターから最速140キロを計測するなど高校時代よりパワーアップした姿を見せた。そして4番手で登板した吉川 貴大開星)も右オーバーから140キロ中盤を計測。非常に力のこもったピッチングを見せてくれた。

(文=河嶋 宗一

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