- トップ
- 試合記事一覧(大会別)
- 2017年秋の大会 第137回北信越地区高校野球大会(平成29年度秋季)
- 富山国際大付属vs松商学園
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
富山国際大付属 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||
松商学園 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
富山国際大付属:北山ー竹内
松商学園:直江ー大和久
二塁打:安田(富)山本(松)
富山国際大付属が初の準決勝進出!北山が公式戦初完封!

準決勝進出を決め、喜びを爆発させる富山国際大付属バッテリー
立ち上がりに一死一、三塁のピンチをセカンドライナーダブルプレイで凌いだ富山国際大付属。攻撃では3回に連打で無死二、三塁のチャンスを作ると、四番・上野亘外野手(2年)がレフトへ犠牲フライを放ち1点を先制した。
先発の北山皓喜投手(2年)は「連投で体に張りがあった」と球がなかなか走らず、再三ピンチを背負いながらも粘りのピッチング。5回に松商学園の俊足一番・北原 拓未外野手(2年)に盗塁を決められて二塁に背負う苦しい状況にも、北原外野手が誘い出されて二、三塁間に挟まれた際に3フィートオーバーでアウトをもらうツキもあった。
これで流れを得た攻撃陣は続く6回に二死三塁から相手のワイルドピッチで2点目を挙げる。このリードを守り切った北山投手は公式戦初完封。富山国際大付属は秋の北信越大会初の準決勝進出を果たした。
ゲームの大きなポイントは二つ。初回のいわゆるライナーゲッツーと5回の3フィートオーバーだ。
ライナーゲッツーは、富山国際大付属のキャッチャー・竹内亮太主将(2年)が「たまたまです。ヒヤッとしました」と話すように、打球が正面をついた運の良さもあった。
もう一つのポイント、3フィートオーバーは松商学園の一番・北原がやってしまったことだけに大きい。挟まれた際にタッグ(タッチ)をかいくぐる際に3フィートを越える走路をとってしまった。この試合は2安打で3出塁。全て盗塁を決めていただけに富山国際大付属サイドが最も神経を使っていた選手。これが起点となり、6回以降の北山はほぼ完璧な内容になった。
この場面、もう一つ面白かったのが、3フィートオーバーをしたのが松商学園なのに、富山国際大付属の阿波加真澄監督が自チームの守備陣に対して大きく声、激しい口調で注意をしたことである。試合後にあの場面で選手に何を伝えたかったのかを伺ったので最後に紹介したい。
「3フィートなので(タッグにいったショートが)手を伸ばした時点でアウトになるのですが、審判さんが3フィートアウトじゃなくて、ショートが手を伸ばした時にアピールしなきゃいけない。タッチとかのアピールじゃなくて。3フィートというのは選手が先にアピールしなきゃいけないのに、審判に先にジャッジしてもらっている。そこでアピールがなくて流れされる審判であれば、大きな場面になってしまいます。そういう声を出すという部分ですね」
(文・写真=松倉 雄太)
注目記事
・2017年秋季大会 特設ページ
下記写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
富山国際大付属 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||
松商学園 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
富山国際大付属:北山ー竹内
松商学園:直江ー大和久
二塁打:安田(富)山本(松)