大阪桐蔭、猛攻5回コールドで「初の国体単独優勝」へ王手!



泉口友汰(大阪桐蔭)

「ゴロで終わらなければいけない場面では必ずゴロにしている。すごいです」。

 PL学園での現役時代は前川 克彦(元近鉄バファローズなどで投手)と同期。1996年夏には大阪大会準決勝で延長10回・大阪桐蔭に逆転サヨナラ勝ち。そのまま甲子園で2勝すると広島国体では優勝。そんな縁から大阪桐蔭とも定期的に練習試合を行っている津田学園・佐川 竜朗監督は、初の公式戦対戦で5回コールド負けに終わった大阪桐蔭のすごさをこのように表現した。

 確かにこの試合、大阪桐蔭は15アウト中、内野フライは3個。三振に至っては1個のみ。初回は二死から満塁のチャンスをつかむと、6番・岩本 久重(3年・捕手)の中前2点打などで3点。その裏に二死満塁のピンチを先発・根尾 昂(2年)がしのぐと、その後も11安打7四死球に1番・藤原 恭大(2年・中堅手)の3盗塁含む4盗塁を絡めて計12得点。ダイヤモンドを縦横無尽に駆け回る様は野に放たれたライオンのようだった。

 ちなみに大阪桐蔭は2013年の東京国体以来4年ぶり2度目の決勝進出となるが、この時は地元・修徳と9回終了で決着付かず両校優勝。2012年の岐阜国体でも決勝戦が雨天順延の都合で開催されず仙台育英(宮城)との両校優勝で終わっている。

 すなわち、9回打ち切りの決勝戦でもし勝ちきれれば、大阪桐蔭にとっては初の国体単独優勝。その勢いをつける上ではこの上ない津田学園戦の内容であった。

(文=寺下 友徳

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