2017年09月09日 ポートアーサー球場(Port Arthur Stadium)

韓国vs日本

第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ スーパーラウンド
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

日本、韓国に敗れ3位決定戦へ。ショックが残る敗戦に



田浦 文丸(秀岳館)

 力及ばずであった。過去の代表と比べても、選手たちの潜在能力は決して低くない。野手の素材、力量は準優勝した2015年以上という評判、評価であったが、ここまで力を出せずに終わってしまうのは日本の高校野球界にとってもショックが残る敗戦となった。

 日本の先発はここまでリリーフで無失点の田浦 文丸秀岳館)。いわゆる一番良い投手が投げて負けたら仕方ないの戦いである。しかし韓国は、毎試合、日本の野球を細かく偵察しているということもあって、1番チャンジュンファンにヒット、2番ペ・ジファンには守備ミスから無死二、三塁のピンチを招く。注目のカンベッコは三振に打ち取ったが、4番クァク・ビンは二ゴロ、5番イジュンウンは左越え二塁打を打たれ、0対2と2点のビハインド。さらに6番チェジュヌにもセンター前適時打を浴び、いきなり3点の先制を許す展開に。田浦は前日のカナダ戦で2.1回を投げて35球を投げている。だが、田浦の疲労状態もあり、そして今大会、WBSCサイトで日本の試合が閲覧できて、韓国は日本の試合を偵察をしている。田浦の情報が出揃っている中、田浦先発は田浦の将来はもちろんだが、戦略上、リスクが大きかった。

 しかし2回表、5番櫻井 周斗日大三)が中前安打、6番中村 奨成広陵)が四球で一死一、二塁のチャンスを作ると、7番古賀悠斗の当たりが一塁の失策を誘い、二塁走者が生還する。二死二、三塁となって、9番西巻 賢二仙台育英)の場面で、初球、韓国バッテリーの暴投で、1点差に迫ると、西巻が詰まりながらもレフト前安打を放ち、同点に追いついた。負けたら終わりという試合状況の中、意地が見られた。

 だが2回裏、一死満塁から押し出し死球を許し、先発の田浦は降板。日本にとってはこの回を無失点に抑えることが、先の戦いにつなげる大事なイニングだったが、無念の降板だった。2番手に川端 健斗秀岳館)が登板。しかし川端も勢いを止めることができず、相手主砲・カンベッコから適時打を浴び、痛い5失点目。さらに4回裏にも、カンベッコが甘く入ったスライダーを逃さず、ライトへ適時二塁打。韓国が大きな6点目を入れる。

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