死闘!日本自慢の守備と投手力で延長11回に及ぶ激戦を制する!



サヨナラの瞬間

 決勝進出をかけたスーパーラウンドがスタート。日本は上位打線を中心に好打者が揃うオーストラリアと対戦。試合は、延長11回に及ぶ激戦となった。

 日本の先発はリリーフで好投を見せていた磯村 峻平中京大中京)。立ち上がり一死二、三塁のピンチを招いたが、連続三振で切り抜ける。要所で切り抜けるマウンド捌きの巧さはさすがである。

 一方、日本は1番藤原 恭大大阪桐蔭)が俊足を飛ばし、内野安打で出塁。さらに一死一塁から3番安田尚憲がライト前へ痛烈な右前安打を打ち、一死一、三塁のチャンスを作る。清宮幸太郎が三振に倒れたが、5番櫻井 周斗日大三)の中前適時打で1点を先制すると、6番中村 奨成広陵)が遊ゴロ失策。一塁手が高めの送球をとりにいき、送球姿勢が遅れる隙を見逃さず、生還。幸先よく2点を先制する。

しかしその後は、なかなか点が取れない。オーストラリアの投手は球速的なものは130キロ台の投手がほとんどだが、ボールが微妙に揺れ動くので、しっかりと芯でとらえることができない。どんづまりの内野ゴロばかりで、4回裏、安田 尚憲のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功するが、突き放すことができない。

 磯村はここまで力投を続けていたが、6回表には一死満塁のピンチ。犠飛を打たれ同点にされてしまう。ただ犠飛で打たれただけでは終わらなかった。日本内野陣が一塁走者が飛び出しているのを見逃さなかった。アピールプレーが認められ、一塁走者はアウト。これは日本内野陣のファインプレー。同点のまま攻撃続行と、同点どまりでチェンジになるのでは、全く意味合いが違う。同点にされた4回表にも素早い守備連携で、勝ち越しを防ぐ捕殺もあり、こういう緻密な守備の積み重ねが日本野球の強みといえるだろう。