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- 2016年秋の大会 第139回九州地区高等学校野球大会
- 熊本工vs佐賀商
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熊本工 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||||
佐賀商 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
熊本工:山口-丸山
佐賀商:木村、永渕-竹下
ライトからの返球

熊本工 八木田武洋
奇跡のバックホームを思わせる返球だった。
7回裏、一死二塁のピンチを背負った熊本工のエース・山口 翔(2年)は、佐賀商の5番・内田 將貴(2年)にファーストへ打ち返された。熊本工のファースト・井出尾 翼(2年)がこれを捕球できず、打球はライトへと転がる。佐賀商の二塁走者・土井 啓奨(2年)はこれを見て迷わず本塁への突入を決めた。しかしこの流れを想定して守っていた熊本工のライト・八木田 武洋(1年)が対応し、ダイレクトで本塁へ返球。土井はタッチアウトとなった。
「八木田は肩の強い選手だが、まさかダイレクトで返すとは思わなかった。良く守った」と安田 健吾監督が評したスーパープレー。この攻防が1点差を逃げ切る要因の一つとなった。
熊本工で奇跡のバックホームと言えば、1996年夏の甲子園決勝での松山商戦を思い出す。当時は熊本工がやられた方だった。その話を当時はまだ生まれていない八木田に聞くと、「(テレビ番組の)アメトーークで見て知ってました」と笑顔で話す。自らの返球で甲子園出場へ一歩近づいたが、「まだまだです」と次の準決勝を見据えた。
投げてはエース・山口が与四死球10と苦しみながら2失点と粘投。同県のライバル・秀岳館も第2試合で準決勝へ勝ち進んだだけに先に負けるわけにはいかない。
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