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- 2016年秋の大会 第69回秋季東海地区高等学校野球大会
- 藤枝明誠vs美濃加茂
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藤枝明誠 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | ||||||
美濃加茂 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
藤枝明誠:久保田―服部
美濃加茂:池戸―小出
藤枝明誠、野手がしっかりと守って悲願の東海大会初勝利

藤枝明誠・久保田君
今大会に17年ぶり7度目の東海大会出場を果たした美濃加茂、今年は春季大会にも出場を果たしている。高橋陽一監督としても、東海大会での実績も作っていきたいところであろう。一方は静岡県大会準優勝で、2年連続2度目の秋季東海大会進出となった藤枝明誠。「去年は、出るだけの東海大会でしたが、今年は勝つことを意識して臨みたい」と、静岡県大会準決勝を勝って出場を決めた際に、光岡 孝監督はそう言っていた。その思いは選手たちにももちろん伝わっている。
そんな両校の対戦、秋晴の好天に恵まれた清水庵原球場での試合となった。
藤枝明誠の久保田君は右サイドで身体を逆「く」の字のように折ってから、スイっと投げ込んでくる。スライダーにチェンジアップなどを使い分けながらの、緩急が持ち味とも言えよう。これに対して美濃加茂の池戸君は、左腕から力強く投げ込んでくる。スピードもあるが、やや制球に不安がある。
美濃加茂はその心配がいきなり初回に出てしまった。藤枝明誠は先頭打者の常盤君を四球で出すとバントで送るなどで二死二塁とすると、4番清水君が右前打して走者を帰して先制点を奪う。さらに、藤枝明誠は5回にも、1番からの好打順を生かす。
この回先頭の常盤君が中前打で出ると、初回と同様に松村君がバントできっちり進める。3番中田君は右前打して一三塁とすると、ここで清水君が右前打して三塁走者を帰す。さらに、一死一三塁となり、高田君の内野ゴロの間に、この回2点目が入った。これで試合の主導権は、藤枝明誠が握った形になった。
しかし、美濃加茂もそのままではなかった。