2016年08月25日 早稲田大学グラウンド

侍ジャパンU-18代表vs早稲田大学

2016年 第11回 BFA U-18アジア選手権 練習試合
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

侍ジャパンU-18代表、初陣!早稲田大のしぶとい攻撃に屈せず初勝利!

本塁打を打った九鬼隆平(秀岳館)

  侍ジャパンU-18代表が初の練習試合を行った。その大事な初戦。侍ジャパンU-18代表の先発マウンドに登ったのは寺島 成輝履正社)だ。今年の左を代表する好投手だが、どうも体が重いのかピリッとしない。先頭打者を四球。さらにけん制悪送球で三塁まで行かせてしまい、2番岩浪優也の右前適時打を打たれ、先制を許す。

 だが1回裏、いきなり一死一、二塁のチャンスを作り、4番九鬼 隆平(秀岳館)が甘く入ったボールを見逃さず、豪快な3ランを放ち、逆転に成功する。九鬼は練習から木製で打っているというが、それでも高校生とは思えないぐらい凄まじい打球速度であった。だが寺島はなかなか調子が上がらず、2回表にも長打を浴びて2失点。

 トータルで3回2失点だった。最速は140キロ。立ち上がりから130キロ前半の速球が多く、力配分をしているというより、身体が重いのか、マウンドがあまりあっていないのか、145キロ級の速球を連発していた近畿大会甲子園ほどの勢いはなかった。ここから調子を上げていけるか注目をしていきたい。

 そして4回表から早川 隆久木更津総合)がマウンドに登った。早川も立ち上がりから140キロ前後の速球を投げ込むなど、ストレートの質自体はかなり良かった。ただ制球力がうまくまとまらず、バッテリーミスから同点を許すが、それでも早川は二者連続三振にピンチを断ち切るなど、要所での勝負強さは大学生相手にも発揮していた。

 侍ジャパンU-18代表は、4回裏、一死三塁のチャンスを作り、7番佐藤 勇基中京大中京)の犠飛で勝ち越しに成功した。早川はストレート、スライダー、チェンジアップを低めに投げ分けるピッチングで、3回1失点の好投を見せる。

 7回表から堀 瑞輝広島新庄)が入った。堀は立ち上がりに苦労し、二死満塁のピンチを招いたが早稲田大の3番檜村篤史をスライダーで空振り三振にきってとる。堀は尻上がりに調子を上げていき、常時140キロ前半のストレートとキレ味鋭いスライダーはかなりのキレを誇っており、大学生相手にも空振りを奪っていた。今日は多数のNPBスカウトが集結していたが、良いアピールになったことだろう。

 さらに8回裏、入江 大生作新学院)の犠飛で1点を追加し、5対3とした侍ジャパンU-18代表。これはとても大きな1点だった。

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