2015年05月02日 松山中央公園野球場 (坊っちゃんスタジアム)

高知中央vs城北

2015年春の大会 第68回春季四国地区高等学校野球大会 1回戦
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さすらいの四国探題 寺下友徳

高知中央、「3世代」を経て得た四国大会1勝

初出場の四国大会は悔しい初戦敗退に終わった城北

「名将」が過去から現在に至るまで名を刻んできた四国の高校野球。ただ、そんなベテラン監督たちも最初は新人監督である。一方、野球に限らずどんな社会でも、いつの時代でも「変革」「活性化」の旗手を振るのは若者たちだ。
その論理に倣えば近年、四国の高校野球が今一つ壁を破れない状況もうっすらと見えてくる。若者たちが世代を超えなければ、変革はやはりないのだ。

 しかしながら、今年の四国高校野球には間違いなく新たな風が吹いている。
今治西では26歳・黒木 太雄監督(現:同校副部長)が公式戦初采配のセンバツで1勝。今大会ではいずれも今年4月から野球部監督に就任した城北・藤井 肯人監督(27歳)と、高知中央・河内 紘宇監督(23歳)による「公式戦初采配20代監督対決」が実現した。

 はたして結果は高知中央の快勝。
投手転向は高校入学後にもかかわらず2012年に東京ヤクルトドラフト3位指名を受けた田川 賢吾をはじめ、関西(岡山)・沖縄尚学(沖縄)・岡山県作陽で数多くのプロ野球・社会人野球選手を輩出してきた角田 篤敏監督(当時・現在56歳)を慕って高知中央の門を叩いたタレントたちが最上級生になったチームは、個々の能力で城北を完全に上回っていた。

 しかも戦いには芯が入っている。序盤に数度のピンチがあっても、「0」を並べるのは準決勝・3位決定戦で逆転を許した昨秋県大会とは異なる姿。明徳義塾を決勝戦で破り春の高知県大会をはじめて制した原動力ともなった「粘り強さ」は、明徳義塾・亜細亜大で野球の厳しさを学んだ重兼 知之前監督(39歳)が冬に注入した心の強さあってこそである。

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