2015年05月09日 市原臨海球場(ゼットエーボールパーク)

千葉敬愛vs敬愛学園vs横芝敬愛

2015年 練習試合(交流試合)・春 長戸路記念3校親善野球大会
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敬愛グループ3校試合は、仲良く1勝1敗ずつだが得失点差で敬愛学園が1位

 今年で17年目となった千葉県の敬愛グループの交流試合。正式には、「長戸路記念3校親善野球大会」として、学園の行事の一つとなっている。毎年、5月の第2土曜日に開催されるのが恒例となっている。これは、学園の創設者長戸路政司初代理事長の名を冠したものである。学校法人としては、厳密には学校法人千葉敬愛学園としての傘下に千葉敬愛敬愛学園、さらには敬愛大と千葉敬愛短期大がある。そして、学校法人長戸路学園傘下に横芝敬愛と八日市場敬愛があるのだが、八日市場は野球部がないので3校での交流試合となっている。

 折しも、今年は春季千葉県大会で千葉敬愛が健闘してベスト4に進出した。折しも、今年は千葉敬愛が当番校ということもあって、関係者たちも寄り力が入っているといっていいだろう。

 イベントとしては、朝8時15分から選手行進から始める開会式を行う。行進は、「栄冠は君に輝く」の曲に合わせて行われている。これは、夏へ向けてのモチベーションを高めていこうという意識もあるようだ。この大会を始めた当初は、「5年のうちには、この3校の中から甲子園出場校を出そう」という思いもあった。しかし、現実にはなかなか壁は厳しく、手が届きそうで届かないというのが正直なところであろうか。それに、千葉県の場合は関東の中でも群雄割拠というか、抜けた存在がない分だけ、30校近くがほぼ横一線に並んでいるといっても過言ではあるまい。この3校も、そんな横一線の中にいると言えよう。しかし、抜け出せないのも現実なのである。

 ただ、こうして系列校同士で切磋琢磨し合っていくことは、お互いの刺激にもなると、意識を高めていくことにもなっていくであろう。「杜の都の早慶戦」などとも呼ばれている宮城県の仙台一仙台二の定期戦や、静岡県の静岡高と静岡商や熊本県の済々黌熊本高の定期戦など、その地域を代表する伝統的なライバル校同士の定期戦はいくつか存在していて、私学の系列校同士の定期戦というのは静岡県の常葉菊川常葉橘で行っているというが、他にはあまり耳にしていない。しかも、3校がクロスしての変則ダブルのように行われるのは、比較的珍しい。

 大会として、順位もつけているのだが、今年は3校が仲良く1勝1敗で三すくみ状態になった。しかし、この場合は得失点を計算して順位を決めるということになっているのだが、その結果、1点差で千葉敬愛に敗れて第2試合で横芝敬愛にコールド勝ちした敬愛学園が1位という扱いになって、優勝旗とボール3ダースが授与された。ボールは、部費を維持するためにも、貴重でありがたいことであろう。

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