2014年09月01日 クイーン・シリキット球場

韓国vs台湾

第10回 BFA 18Uアジア選手権 1次ラウンド
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

韓国のパワー野球で、台湾を圧倒!逸材たちを紹介!!

好投を見せたUm Sangback投手(韓国)

 9月1日から開幕した第10回BFAアジア野球選手権。1次ラウンド・グループ2の開幕戦は、いきなり韓国対台湾の宿敵対決となった。

 韓国は2回裏、6番が先制本塁打を放つ。日本の打者には見られないパワーだった。この試合を観戦していた日本ナインの栗原 陵矢春江工)は「自分達にはない凄いパワーがある選手が揃っていますね」と絶賛。

 4回裏にはパスボールで1点を追加し、5回裏には打者一巡して、一挙6得点を入れる猛攻で、一気に8対0とリード。試合は9対1で韓国が台湾を下したが、両チームともポテンシャルの高い選手が多く、見応えのあるゲームであった。

 韓国の先発のUm Sangback投手。188センチ75キロとマウンドに立てば、見栄えするような体格である。投球フォームは独特で、テークバックが小さいフォームから繰り出す直球は常時135キロ~140キロを計測。出所が見難く、打ち難さを感じる投手だ。ストレートを両サイドに散らせながら、カウントを稼ぎ、ここぞというときに投じる外角ギリギリに決まる120キロ後半のカットボールのキレが素晴らしい。実戦派左腕として見栄えする投手である。

 だが、まだ持てる力をすべて発揮しているとはいいがたく、まだ伸びしろを感じさせる投手であった。

 そして打撃陣だが、180センチ以上で、さらに体重がある選手が多く、パワーのある選手が多い。だがそれを生かす技術があって、初めて生かされるもの。韓国の選手は全体的に始動の仕掛けが遅く、スイングも日本人のようにインサイドアウトで振る選手は少なく、どちらかというとアッパー気味のスイングでもいいので、遠心力を活かして、スイングする選手が多い。飛ばすツボを心得ている選手が多いのだ。

 特に4番Kim Minhyeokはまさに韓国らしい強打者。189センチ96キロとまさに規格外ともいっていい体格。上体を高く掲げ、どっしりとした構えは、まるでイデホ(現・ソフトバンク)と彷彿させる選手だ。彼の始動は極端に遅く、投手のリリースに合わせて始動し、手元までボールを引き付けて弧を描くスイングを見せる。捉えた時の打球は、本当に高校生の打球か?と思わせる破壊力があった。この試合では中前安打、左前適時打の2安打。さらに角度よく上がった飛球も見せており、今後も注目を浴びそうな逸材だった。

第10回 BFA 18Uアジア選手権

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