2014年05月04日 高知県立春野運動公園野球場

明徳義塾vs今治西

2014年春の大会 第67回春季四国地区高等学校野球大会 準決勝
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さすらいの四国探題 寺下友徳

岸潤一郎が「次のステージ」に到達するには

 

今治西にリベンジを果たし、珍しく感情をあらわにする岸(明徳義塾)

 最後の打者を空振り三振で仕留め、右手でグラブを強く叩き、雄叫びをあげる明徳義塾岸 潤一郎(3年)。それは普段クールガイで鳴らすキャプテンが珍しく感情を露にした瞬間だった。

 「意識していなかったと言ったら、嘘になりますね」

 岸本人も認めるように、昨秋四国大会準決勝で0対4と完敗を喫した今治西へのリベンジマッチ。初回に先制点は許すも2回には5番・安田 孝之遊撃手(3年)の左中間二塁打を契機に、二死三塁から8番・棈木 裕亮捕手(3年)の右越三塁打で同点。4回裏には6番・森 奨真二塁手(3年)右中間二塁打を犠打で送り、再び棈木が中犠飛で逆転。明徳義塾ベンチの意気は極めて高かった。

 こうして満を持して5回表に「(二死二塁から4番・福原 健太右翼手(3年)に適時打を浴びた)最初の1点はけん制サインを見逃して投げたボールが本来、遊撃手のいる位置にいって取られたもの。そこは1年生だから攻められない。

 勝ちに行った試合だから4回で交代させたが、先制されていなかったら5回までは行かせていた」と、馬淵史郎監督も合格点を与えた188センチ1年生左腕・平石 好伸(大阪・浜寺ボーイズ出身)からバトンを引継いたエース。ただ、そのリードを岸は守ることができない。

 6回には「カットボールでカウントを取りに行った」真ん中高めを「突破口を開きたいと思っていた」2番・田頭 寛至遊撃手(3年)に叩かれ大会第1号・田頭にとって高校通算6本目となる同点アーチを喫し、7回には、これもカウントを取りに行ったカットボールを福原にレフト線へ運ばれて無死二塁とされると、二死から7番・藤原 睦来一塁手(2年)の三塁ゴロが不規則バウンドでグラブを弾く安打となって勝ち越しを許すことに。

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四国発
今治西 【高校別データ】
明徳義塾 【高校別データ】
春季四国地区大会 【大会別データ】

応援メッセージ (1)

今治西がんばれ今治西高校宝経世会 菊間支部 2014.05.21
夏に向けてガンバって下さい。
今年もイチオシ(押し)!

これだけは言っておきますが、オヤジと一緒に応援に行きます。

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