2014年04月25日 藤崎台県営野球場

沖縄尚学vs創成館

2014年春の大会 第134回(平成26年度春季)九州地区高校野球大会 決勝
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勝負の瞬間 松倉雄太

王者として夏に臨むのはどっち???

 

沖縄尚学のエース・山城大智

 「ここで点を取られたらエースじゃないよな」。
沖縄尚学の背番号1・山城 大智(3年)のギアが一段と上がったのは4回からだった。

 前半3回までで4失点。比嘉公也監督は、「あまりにもノッていなかった」と感じるほどだった。
 それを4回表の1イニングだけで、打線が追いついてくれた。これに応えないわけにはいかない。4回からは、直球のノビが増し、後半になるにつれて球速表示も上がってきた。まさに、『もう1点を取って勝ち越してもらえればそれで十分』と言わんばかりのピッチング。
 相手の創成館牧野 慎也主将(3年)も、「球が走りだして、変化球と真っ直ぐを上手く使い分けられた。そこを絞ることができなくなった」と山城のピッチングが変わったことを話した。

 結局4回に三者凡退に抑えてからは、8回まで1安打に抑えた山城。前半の流れを完全に断ち切り、エースのピッチングを見せていった。

 実はもう一つ、山城のギアが上がった要因がある。「6回から繋ごうと思っていた」(比嘉監督)という上原 康汰(3年)が、4回の打席で5球目をファウルにした際、自打球を右ひざに当てて負傷してしまった。結局、打席の最中で代打が送られ、上原はベンチに下がった。

 前日の準決勝で指を負傷した久保 柊人(3年)は、全治3週間の骨折が判明し、この日は一塁ランナーコーチとしての役割しかできない。今大会2試合で登板した神里 廣之介(2年)と眞榮城 健(3年)が準備をしていたものの、比嘉監督は「もう代えられない。お前一人だぞ」と山城にハッパをかけたという。ギアを上げるだけでなく、打者との間合いや足の上げ方などに工夫を凝らすようになったのも、4回以降のことだった。

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沖縄尚学 【高校別データ】
創成館 【高校別データ】
春季九州地区大会 【大会別データ】

応援メッセージ (2)

沖縄尚学優勝おめでとう沖縄の人 2014.05.11
夏も期待してるぞ!!
沖縄尚学強かった!琉球 2014.04.26
主力がケガで4人も欠場しながら決勝で逆転勝ちの優勝おめでとう!
最近10大会の優勝した県を見てみたら沖縄が5回優勝して鹿児島が4回優勝しているね!!

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