2014年04月22日 藤崎台県営野球場

東福岡vs大分

2014年春の大会 第134回(平成26年度春季)九州地区高校野球大会 準々決勝
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勝負の瞬間 松倉雄太

150キロを計測!直球をさらに生かすために・・・

 

佐野皓大投手(大分)

 1回に大分守備陣のミス絡みなどで3点が入るなど、4対1と東福岡がリードで迎えた9回表にその瞬間はやってきた。
東福岡の3番吉村円希(3年)にタイムリーが出て、点差は4に広がる。勝負としては、ここで決まってしまった印象だ。

 しかし、マウンドの大分エース・佐野 皓大(3年)の顔つきは、より一層引き締まった。4番井上潤平(3年)との勝負で、腕の振りがさらに速くなり、藤崎台球場のスピードガン表示が驚くべき数字を示すようになった。

144キロ
148キロ
148キロ
150キロ

 試合の最後まで球場に残って観戦していた観衆からは、どよめきの声があがった。8回までの最速は143キロだったのに関わらず、9回で150キロを計測。球数は140を超えて出した数字である。

 結果的に井上に対しては、145キロの直球で死球を与えてしまうのだが、続く5番日野恭輔(3年)をセカンドゴロに打ち取って、佐野は九州大会の投球を終えた。

 「最初に148キロが出た時に、チームの仲間がストレートで行けよと言ってくれた。そしたら(150キロが)出ました。狙っていました」と9回を振り返った佐野。実は終盤にピッチングの中で、身体の使い方のコツを感じたという。
「インコースの投げるというか、向かっていくイメージ。逆に最後の死球は向かって行き過ぎた感じですね」。

 確かに終盤、特に9回の佐野のフォームの躍動感は、前半とは違っていた。この試合の勝負とは別に、自分自身のこれからに勝負を挑んでいるようにも感じらほど。それが数字にも表れていたのだろう。

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