【写真:高橋光成(国内合宿より)】

高橋光成が登板!15対0の大勝で2次ラウンドへ

 日本が投打にチェコを圧倒し、4連勝で2次ラウンド進出を決めた。

この日の先発マウンドは初登板となった高橋 由弥岩国商)。
台湾のマウンドは堅くて投げにくいというチームメイトの言葉から慎重に入ったという高橋由。先頭打者を三振に斬って取ると、以降は持ち前の制球力を発揮し、凡打の山を築いた。
「(前日までの試合で)みんながいいピッチングをしていたので、自分も続きたかった」と大粒の汗をぬぐった。

4回からは甲子園の決勝以来となるマウンドとなる髙橋 光成前橋育英)がバトンを継いだ。5回に1安打を許したものの、緩急をうまく使い、2回3奪三振と甲子園の疲れを感じさせない内容だった。前日の安樂 智大済美)の快投が刺激になったようで「自分も負けられない」と気合いは充分。
チーム結成後、ブルペンで様子を見ながら調整を続け、この日久々の実戦マウンド。

「安楽のピッチングにはまだまだ及ばないですけれど、楽しく投げられました」と笑顔。最後は田口 麗斗広島新庄)が「ずっと投げたくてウズウズしていたようなので」(西谷浩一監督)と、本人の表情を見て指揮官がマウンドに送り出した。田口は3者連続三振と期待に応えるピッチングを見せた。

これで4戦ですべての投手が登板した。初戦の台湾戦を除けば、すべて快勝とここまで順調に来ているが、明日はパワーヒッターの揃うカナダ戦。2次ラウンドでは、キューバ、アメリカ、オーストラリアや韓国など強豪国がひしめきあっている。

明日はもちろん、明後日以降の日程も見ながら今後の投手繰りを考えていかないといけない。台湾戦はアウェイ状態の中、食らいつく相手を何とか振り切ったが、今後は台湾戦以上の厳しい戦いも待っている。この3戦での自信を過信にせず、一戦一戦を大事に戦っていくことに期待したい。


 日本代表スタメン
1番センター・吉田 雄人(北照)
2番レフト・熊谷 敬宥仙台育英
3番DH・森 友哉大阪桐蔭
4番サード・内田 靖人常総学院
5番ファースト・園部 聡聖光学院
6番ショート・渡邉 諒東海大甲府
7番セカンド・逸崎 友誠明徳義塾
8番キャッチャー・若月 健矢(花崎徳栄)
9番ライト・岩重 章仁延岡学園
ピッチャー・高橋 由弥岩国商

(文=沢井 史