ラマル ギービン ラタナヤケ選手 (大阪桐蔭)

ラマル ギービン ラタナヤケ

都道府県:大阪

球歴:大阪桐蔭

ポジション:内野手

投打:右 / 右

身長:179.0 cm

体重:92.0 kg

春から大阪桐蔭の4番に抜擢されたラマル、140キロ超えの投手にも適応し、スラッガーとしての片鱗を見せる

高校野球の強豪、大阪桐蔭(大阪)のラマル ギービン ラタナヤケ内野手(2年)は、この春から4番で起用されている。公式戦でも徐々に豪快な打撃を発揮。練習試合を含めて、高校通算本塁打も2ケタを超えるなど、スラッガーとしての片鱗を見せている。
1日の愛知招待試合の享栄戦で152キロ左腕・東松 快征投手(3年)から大きな中飛を放った。近畿大会でも二塁打を記録するなど、速球投手に対する適応力は高まっている。 スクエアスタンスで、グリップを高く掲げて構えるのが特徴。ステップ幅は狭く、すり足気味にタイミングをとる。以前まではヘッドがなかなか出ないスイングだったが、タイミングのとり方を変えて、すぐに出る形に変えたところ、振り遅れも減り、コンタクト力が高まった。春は我慢してでも起用した成果が少しでも出ているように感じる。
課題は守備面。打球の処理や送球のコントロールなど改善事項は多いが、我慢してでも使ってみたいと思わせる素材の高さがある。 いつかこの起用が大きく実ることを期待したい。今年の大阪桐蔭でラマルが攻守ともに覚醒すれば、チームのスケールは一気に大きくなる。いずれにしても夏の大会のキーマンであることは間違いない。
更新日時: 2023.06.03