山田 啓太選手 (東海大相模)

山田 啓太

球歴:東海大相模

都道府県:神奈川

ポジション:投手

投打:左 / 左

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2016年4月16日)  東海大相模の先発・山田 啓太はこの6点の援護で徐々に持ち味を発揮する。  5回表、3番玉谷の中越え二塁打で2点を失うが、7回以外、走者を出すのだが、要所をしっかりと締めるピッチング。尻上がりに球威を上げていき、7回以降、最速133キロを連発。力でねじ伏せて空振り三振を奪う場面が多く、毎回の15奪三振。分かっていても空振りが奪える理由として、フォーム技術の向上にある。  ノーワインドアップからゆったりと右足を上げて、バランス良く左足を上げていき、しっかりと立つ。その後、右足をゆったりと送り込んでいきながら、ゆったりと着地する。軸足のスパイクをしっかりと押さえ付けて、テークバックの動きを見ると内回りの旋回をしていきながら、トップに持っていき、肘をしっかりと上げることができている。下半身主導の動きで向かっていくので、打者寄りでリリースすることができる。いわゆる球持ちが良いフォームをしているため、キレのあるストレートを投げるのだ。  三振が多いので、どうしても球数が多くなってしまうが、それでも球威は衰える様子はなく、スタミナは去年よりも強化されたことが伺える。そのスタミナを培ったのもこの冬場に相当厳しいトレーニングを積んできたからだろう。目に見えて速くなっているわけではないが、投手として一定の成長は見えた。球数は多いのは反省点だが、これほど力強い投球ができるのは評価できる点である。
更新日時:2016.04.24

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