糸川 亮太選手 (川之江-立正大-ENEOS)

糸川 亮太

球歴:川之江-立正大-ENEOS

都道府県:愛媛

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:169.0 cm

体重:63.0 kg

学年:卒業

寸評

 愛媛県選抜で背番号「1」を背負う好投手。実戦力が長け、しっかりとゲームメイクができるのが魅力。台湾との親善試合で、「第3回黒豹旗全国高中棒球大会」で優勝した高苑工商を5安打完封。このチームは福井県選抜と対戦し、7得点を記録した強力打線だけに、抑えた価値は高い。 (投球内容)  ストレートの球速は常時130キロ中盤。まずまずの球速で、外角中心にコントロール良く投げ分ける。が、甲子園に導くためには、さらなるレベルアップが求められるだろう。135キロ前後でも、空振りが奪えるストレートを追求していくのか、ハイレベルな愛媛を勝ち抜くのは、本当に凄いと思わせるストレートの追求が必要になりそうだ。  また135キロ前後でもより速く見せられる武器があり、90キロ台のカーブはかなり大きな武器となりそう。110キロ前後のスライダーもより球速を高められると、なお打ち難くなるだろうし、110キロ前後のチェンジアップもストレートと同じ腕の振りで、落とすことができていて、台湾選抜の各打者が苦労していた。投球のコツはしっかりと抑えていて、ピンチになっても動じない精神力もあるし、見ていて安心できる投手だ。  まとまりのある投手だが、甲子園を目指すならば、本当に凄いと思わせる投球を追求していくことがこの1年のテーマになりそうだ。 クイックは1.1秒前後と実に素早いクイックができていて、フィールディングの動きも軽快で、投球以外の技術もしっかりしている。 (投球フォーム)  球持ちを意識した右のスリークォーター。  セットポジションから始動する。左足を高く上げて、右足は真っ直ぐ立ってバランス良く立つことを意識している。左足を三塁方向へ伸ばしていきながら、重心を少しずつ下げていき、着地を行う。左腕のグラブを斜めに伸ばしていきながら開きを抑える動作を見せ、テークバックは内回りの旋回をしていきながら、トップでしっかりと肘を高く上げていき、打者寄りでリリースを行う。球持ちは良く、今のねばっこいリリースが維持できれば、さらに伸びのある球を投げる可能性を秘めている。
更新日時:2015.12.27

将来の可能性

 投手としてはかなりまとまっており、強力打線を抑えられる投球術は魅力。来年の愛媛県を代表する好投手へ成長する可能性は十分に秘めているが、甲子園に導くためにはさらにワンランクレベルアップが求められるだろう。  ぜひ2016年は、大きく成長した姿を見せてくれることを大いに期待したい。
更新日時:2015.12.27

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