片山 翔選手 (伊丹西)

片山 翔

球歴:伊丹西

都道府県:兵庫

ポジション:捕手, 投手

投打:右 / 右

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2015年4月6日)  投打の柱が躍動した。伊丹西の先発は片山翔(3年)。正捕手だが、新チームになってから投手として投げる割合も多くなったようだ。肩の強さに自信を持つ片山。球速は常時120キロ後半~130キロ前半(最速132キロ)を計測。測ったイニングが少なく、ずっと測っていれば、もっと出ていたのかもしれない。またチェンジアップで縦の変化をつけるなど、工夫している様子が見られた。  投手として悪くないが、非凡なのは野手としてである。1回1回表、二死から片山はストレートをどんぴしゃのタイミングで捉え、右中間を破る二塁打を放つと、その後も二死満塁から6番松本の適時打で2点を先制。3回表にも松本の適時打、7番高山の中越え適時打で3回まで4対1と先行。  そして伊丹西打線は4回裏に活気付き、打者12人を攻めて、7得点。片山の中越え二塁打を放つなど、4打数2安打と打っても活躍。片山の打撃はセンター方向へ鋭い打球が伸びるのが特徴である。 「自分は右手の押し込みが強いので、そこを強みにやっています」 しっかりとボールを引き付けて、強くボールを叩いていた。投手として常時130キロ台の速球を投げられる肩の強さがあり、打者としてもこれほど強い打球が打てている。そしてパワフルな投打を支える重厚な下半身。次のステージで続けられる土台の良さを感じた。
更新日時:2015.04.07

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