西村 純季選手 (遠軽)

西村 純季

球歴:遠軽

都道府県:北海道

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:72.0 kg

学年:卒業

打球速度141.1キロの強打者に注目 中学生離れのスラッガーに注目


 横浜泉中央ボーイズは1990年に創設され、ジャイアンツカップでの優勝を達成した実績がある。3年生はベイスターズカップでの準優勝をはじめ、実績を残した世代で、4月からの高校野球のステージで活躍が期待される。その期待の世代で主軸として活躍したのは鈴東 大智内野手だった。  オープンスタンスで構えたところから、小さく足を上げてスイングをする。左脇を空けて上半身にゆとりを作るが、テークバックはそれほど引かず、ヘッドを立てたままでスイングをしていて、無駄の少ない打撃フォームになっている。  精密機器・ラプソードによる計測では、打球速度が最速141.1キロを計測し、中学生ではレベルの高い数字に本人も、「思った以上に数字が出ていて、驚きました」と話すほどのパンチ力を秘めている。  普段はあまり数をやりこむことなく、「対戦する投手をイメージして、どこの球に対してどうミートするのか」と具体的なイメージまで落とし込んで振り込むなど、練習の質にこだわっている。そのなかでも、いかに強くミートするか意識して、日々考えて練習に打ち込んでいる。  イチローら打撃に対して考えを持ってプレーする選手に興味が惹かれるという。取材時の返答でも、1つ1つ考えて発言しているのがわかり、納得できる選手だ。170センチ、63キロと、体格には伸びしろが残っているが、今の姿勢を貫けば、即戦力とまでいかずとも、チームの主力として活躍できる可能性はあるのではないか。  長打ではなく、ヒットを重ねて高い出塁率をマークすることが、自身のスタイルだと自己分析する。高校野球のステージでも同じようなスタイルで貫いていけるか。今後の成長に期待だ。
更新日時:2023.01.05

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