短評
佐賀県の中学硬式の強豪として注目される佐賀フィールドナイン。OBにはヤクルトで活躍する梅野雄吾投手(九産大九産出身)がいる。
このチームのエース・小峰 央路投手は、九州を代表する左腕として注目されている。164センチ、58キロと小柄ではあるが、最速130キロの直球に、スライダー、チェンジアップなど変化球を巧みに投げ分ける。右足を上げてから、踏み出して、テークバック、リリース、フィニッシュと一連の流れがスムーズで、体全体を使ったバランスの良い投球フォームをしている。
取材した日の投球練習でも、直球も変化球もしっかりとコントロールできており、好左腕と形容できる逸材だった。
高校野球では、制球力が高く、速球と変化球で安定してストライクが取れる左腕投手は、大きなケガをしない限り戦力になる。早い段階から起用される投手ではないだろうか。
更新日時:2022.02.19