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卒業生
清宮 幸太郎

清宮 幸太郎(早稲田実業)

都道府県:
高校:
学年:
2018 年卒
ポジション:
一塁手
投打:
右/左
身長:
184 cm
体重:
101 kg
データ最終更新日:2017年9月26日

寸評

 高校通算109本塁打を達成した清宮 幸太郎。そのうち2本が木製バット。いずれも場外本塁打と木製バットの対応は順調に進んでいるといえる。

(打撃)

 まず清宮の一番の長所は自分のパワーを最大限に発揮する技術の高さ、コンタクト能力の高さにある。とにかく打てるコースが広い。内角、外角だけではなく、速球にも強く、緩急で崩そうと思ったら、チェンジアップは左中間へ打ち込む。そしてカーブに対しても、思い切り引き付けてライトスタンド。パワー、技術の高さは規格外。

 オープンスタンスで構え、ややなるべくボールを見やすいように工夫している。投手の足が下したタイミングに合わせて、足をすり足気味に合わせてタイミングを測り、右足をぐっと踏み込んで、我慢することができる。トップの動きを見ていくと捕手側方向へバックスイングを取っていき、グリップが体の後ろに入りすぎず形成することができており、インコースの捌きもしっかりとできる。インパクトまでの流れを見ると、トップを取った時、ヘッドが倒れることなく、立った状態でスイングを始めることができており、インパクトまで無駄のないスイングができている。ボールを捉えるポイントを見ると縦のスイング軌道で、ボールの下を叩いて捉える選手で、そのため打球の角度は付きやすい。

 下半身の動きを見ると、前膝が突っ張ることなく、いわゆる割れができており、低めのチェンジアップに対しても体が突っ込むことなく、手元までボールを呼び込んで、フォームが崩れることなく、スイングすることができる。清宮の凄さはどのコースに対しても自分のベストなタイミング、腰の回転、スイングでボールを捉えることができるところではないだろうか。

 技術が高いので、木製バットの感覚にどれだけなれるかという点だったが、千葉工大、日大戦でも続けて場外弾。完全に木製バットには対応できているといえる。

(守備・走塁)

 清宮の守備はグラブ捌きの巧さが光ること。難しいバウンドを捌くことができる上手さがある。さらに股関節の柔軟性もあり開脚をして、ショートバウンドをアウトにすることができている。ただ清宮はシングルハンドで取りに行く傾向が強く、軽率なバウンド処理になることがある。そういう雑さがなくなるとかなり上手い一塁手になりそうだ。あとはスローイング技術の改善。スローイングを見ると改善の余地がある。打撃の結果が求められる選手ではあるが、やはりディフェンス面もしっかりと鍛えていきたい。

 走塁を見ると、足は遅くなく、ストライドが大きい走塁は速く、判断力も高い。盗塁を狙える選手ではないが、決して打つだけの選手ではないことは、走塁を見ればわかる。

将来の可能性

 技術力、パワーはどれも規格外。打撃の内容は中田翔、筒香嘉智と比べても、ずっと上であり、3割、30本~40本のスラッガーへ育てたいならば、今すぐプロへ進んだほうがいいだろう。技術は完成されているので、あとはレベルが高い投手との駆け引きを学んでいけばすぐに清宮幸太郎は自分の持ち味を発揮してくれるはずだ。

 まずは世界大会。ぜひ世界の野球ファンを驚かせる豪打を見せてほしい。

情報提供・文:2017.08.26  河嶋 宗一

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