栗山 大成選手

栗山 大成

球歴:

ポジション:投手

身長:173.0 cm

体重:74.0 kg

学年:卒業

寸評

 名門・智弁和歌山高校の3番・捕手を務める攻守の要、それがこの 道端 俊輔 だ。 (ディフェンス面)  素早く投手に返球して、テンポの好いリズムを重視します。ミットを軽く投手に示し、グラブを地面に降ろしません。そのためワンバウンド処理など、低めの球への対応は遅れません。ただそういったグラブ捌きに自信があるのかな?捕球の一つ一つが雑で、しっかりボールを捕球できないところは気になります。甲子園でも、後逸の場面が見られ、もう少し身体を張ってボールを止めに行って欲しいと思います。地肩としては平均的で、可も不可もなしといった感じ。上のレベルの野球で、信頼されて行く捕手になるためには、まだまだ日々精進しないと厳しいと言うのが率直な感想だった。 (打撃内容)  新チーム結成以来の打率が、33試合で打率.534厘と大変高い対応力を示している。選抜でも3試合で、打率.333厘を残すなど、全国レベルでも通用する打力の持ち主であることを証明した。  スクエアスタンスで、グリップを高く添えた強打者スタイル。始動は、平均的なタイミングで始動して来る、中距離・ポイントゲッタータイプ。足を回し込む時間的余裕があり、「間」が作れるので打てるポイントは多い。真っ直ぐ踏み込んだ足下もインパクト際にブレなど、非常に基本に忠実な下半身の動きとなっている。  打撃の準備段階である、トップを作るのも遅くない。そのため速い球に差し込まれる心配もない。バットの振りだし角度は平均的で、最後までしっかり振り切っている。際だって優れた特徴は感じられないものの、悪い癖もなくオーソドックスな上半身の動きだった。全体的には、基本に忠実なスイングをしており癖のないバッティングフォームをしている。これならば、全国レベルでも対応できるだけの技術があるのも納得させられる。
更新日時:2011.04.24

将来の可能性

  捕手としては、キャッチングが雑なところが気になります。打撃に関しては、癖がなく基本に忠実なプレーができております。派手さはないのですが、確かな実力はある選手で、関西の大学などで野球を続けて行くことになるのではないのでしょうか。これからは、何か自分の特徴を見出し、自分の色を出して行きたいですね。そうしないと、埋もれてしまう可能性があります。貪欲に今の位置づけに満足することなく、常に上を目指して欲しいと思います。夏までにそのプレースタイルに変化が出てくるのか、注目したいと思います。
更新日時:2011.04.24

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