九鬼 隆平選手 (秀岳館)

九鬼 隆平

球歴:秀岳館

都道府県:熊本

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:181.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

観戦レポートより 秀岳館vs常葉菊川

観戦レポートより抜粋(2016年8月12日)  キャッチャーは常葉菊川が米澤 利紀(3年)、秀岳館が九鬼 隆平(3年)で、二盗阻止が目的の二塁送球タイム(イニング間)は米澤が最速1.95秒、九鬼が1.85秒と超高校級の迫力。とくに九鬼の強肩は破格で、1回にはヒットで出塁した3番の二盗を阻止。このときのタイムが2.08秒と上々だった。この回以降、常葉菊川は走者が出ても走れず、5回と7回には二遊間が絡んだ併殺を記録しているので、九鬼の強肩が常葉菊川の作戦を1つ抹消したと言っていい。  肩だけではなくリードも攻撃的で、守っているのに常葉菊川を攻撃しているような錯覚さえ覚えたほどだ。とくに効果的だったのがチャンスメーカーであり得点源でもある1番栗原 健(3年)への攻め。栗原はバットをしゃくり上げるアッパースイングばかり話題になるが、ボールに向かっていく攻撃的スタイルに特徴がある。  その栗原に対して九鬼は内角に構えることが多かった。第1打席でショートゴロに打ち取っているが、フルスイングを許さない厳しいコースに配球されたもので、打った瞬間栗原は驚いたような、怯んだようなアクションをとった。6回には9番山本 雄大(3年)にレフトスタンドに撃ち込まれているが、攻めの配球なので一発は仕方がないと思う。
更新日時:2016.08.12

観戦レポートより 北海vs秀岳館

観戦レポートより抜粋(2016年8月20日) 九鬼 隆平は第1打席がレフトライナー、第2打席がサードライナーという不運。 それにもめげず九鬼は第3打席で先頭打者として右中間に二塁打を放ち、このときの二塁到達タイムが俊足と言っていい7.98秒。第4打席の8回には二死二塁でライト前に強烈なヒットを放ち、これをライトが後逸している間に自身もホームインしてスコアを3対4とする。ちなみに、このときのベース1周は全力疾走と認めていい14.99秒。九鬼を俊足と思ったことが一度もないので、この2つの走塁には心底驚かされ、九鬼の敢闘精神を見事と思った。
更新日時:2016.08.12

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