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卒業生
小孫 竜二

小孫 竜二(遊学館)

都道府県:
高校:
学年:
2016 年卒
ポジション:
投手
投打:
右/右
身長:
180 cm
体重:
82 kg
データ最終更新日:2015年9月8日

寸評

 夏の甲子園では、2試合に登板。緒戦の九州学院戦では、全国大会の経験豊富なメンバーに対し、2失点完投勝ち。しかしながら続く試合では、優勝した東海大相模に打ち込まれ最後の夏を終える。そしてこの秋、プロ志望届けを提出したことで、再び注目されることになる。

(第一印象)

 この選手が素晴らしいのは、左打者外角に決まる、ストレートのコントロールの良さ。夏の甲子園でも、12回2/3イニングで、四死球3つと安定。この制球の良さから、彼の投球を支えている。

(投球内容)

 オーソドックスな右上手投げから、常時130キロ台後半~MAXで146キロまで到達。何か際立って球質に優れているわけではないが、両サイドにボールを散らせてくる。変化球は、曲がりながら沈むスライダーでカウントを整え、縦に切れ込むスライダーと二種類の使い分け。課題は、カウントを整えるためのスライダーが甘く入って打たれるケースが多いのと、縦に切れ込むスライダーが早く曲がり過ぎて見逃されてしまうことが多いこと。

<長所>

 1.0秒前後で投げ込んで来る、高速クィックの速さは特筆もの。これに関しては、プロに混ぜても上位レベルのスピードがある。

 グラブを最後まで内に抱えることで、両サイドの投げ分けが安定。足の甲でもしっかり地面を捉えることができ、力を入れて投げてもボールが上吊りません。本格派でありながら、コントロールに不安がないところは多いなる強味。

<課題>

 振り下ろし腕が体にあまり絡んで来ないなど、腕の振りがもう一つ。スライダーが見極められてしまう1つの要因に、腕の振りの鈍さから球種が見極められている危険性を感じます。いずれにしても強く腕を振れるというのは、投球で最も大事な要素だけに、意識して取り組んで欲しい。

 「着地」までの粘りが淡白で、打者としては苦にならず合わせられるフォーム。より上のレベルを目指すならば、できるだけ粘れるフォームを追求すべきではないのでしょうか。

最後に

 現状驚くようなボールは投げ込みませんし、これは!と思わせる絶対的な武器はありません。しかしもう少しボールに特徴が、フォームに嫌らしさが出てくれば、コントロールの良い投手だけに、面白い存在になりえるでしょう。

 当日指名があるのかは微妙ですが、育成枠辺ならば話があっても不思議ではありません。投球の土台はしっかりしているので、割合短期間である程度結果が出るタイプではないのでしょうか。指名されてもされなくても、今後の活躍が気になります。

情報提供:2015.10.02
  • 2015 年 10 月

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