大川 純平選手

大川 純平

球歴:

ポジション:捕手

身長:175.0 cm

体重:58.0 kg

学年:卒業

寸評

野球では無名の公立校に現れた140キロ右腕。元々は捕手だったが、持ち前の地肩の強さを買われ、高校入学後に投手へ転向。部員数の少ない野球部ながらも真面目に野球に取り組んできたのだろう、その潜在能力を枯れさせることなく、ここまできた。 3年の春に初めて筆者は七原を見たが、「おっ」と思わせる剛球が目を引いた。体にバネがあり、パワーの乗った球が弾けるように飛んでくる。そのストレートで右打者の内角を突く力強い投球は、制球難という欠点を差し引いても、十分に魅力的なものだった。 3年夏はさらにパワーアップし、腕をぶん回すように振って、ストレートの体感球速がアップ。適度に力を抜いた変化球ピッチングも少し覚えて、制球力も向上していた。3年夏の大会初戦は5投球回1被安打7奪三振無失点(5回コールド勝ち)、2戦目は9投球回5被安打10奪三振2失点。3回戦で08年センバツ出場校の成章に惜しくも敗れたが、9回を7被安打2失点と力投した。 「隠し玉」的存在であるが、それでも県下の関係者の間では徐々に知られてきている。
更新日時:2010.07.27

将来の可能性

大学でさらに鍛錬を重ねれば、球威で押せるピッチャーとして試合でも活躍できる素養がある。一方、入った大学がⅡ部リーグ所属などであれば、すぐに実戦で使ってみても面白いんじゃないか、そんな勝手な想像もしてみたり。いずれにせよ、球威のある球が弾け飛んでくるところを見ていると、山内壮馬(名城大→中日)の大学1年時を想起させる。
更新日時:2010.07.27

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