上西 嵐満選手 (宇部鴻城)

上西 嵐満

球歴:宇部鴻城

都道府県:山口

ポジション:投手

投打:右 / 左

身長:175.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

寸評

 神宮大会では満足のゆく投球が出来ないまま敗れてしまったが、秋季中国大会では素晴らしいピッチングを見せていた 上西 嵐満 。この冬の成長次第では、今後ドラフト候補としてマークされそうな逸材。    (第一印象)  元来は、ゲームメイクできる投球術・コントロールに優れた総合力に優れた投手。それでいてボールの威力も兼ね備え、力と技のバランスが取れています。    (投球内容)  すでにコンスタントに135キロ前後を叩き出せる能力があり、安定した下半身から力のあるボールがなげられます。変化球も、縦・横・緩い3つのスライダーを操り、更にスピリット気味な沈む球も使いこなす器用さが。まだまだストレートは力を入れるとバラつくものの、おおまかに両サイドに投げ分けることができます。マウンド捌きも良いですし、元来コントロールも安定していて、この時期の高校生としては総合力が取れています。 <長所>     腕を強く振れていますし、地面の蹴り上げもよく、上半身と下半身のバランスが取れています。  グラブも最後まで内に抱えられており、両サイドの投げ分けも安定。足の甲でも地面を押し付けられていますが、もう少し早く長く押し付けられるようになると、低めへゆく球も増えるのではないのでしょうか。   <課題>  着地までの粘り、足の甲の押し付けなど、もうワンランク上の下半身の粘りが欲しいところ。股関節の柔軟性・下半身の強化などを中心に取り組めば、選抜では非常に楽しみな投球が出来るのではないのでしょうか。
更新日時:2014.11.26

将来の可能性

 自分の力を充分発揮できないまま敗れてしまった神宮大会、この経験を活かして選抜ではリベンジを期待します。体がもう一回り二回り大きくなって安定感が出てくれば、選抜では見違えるような投球も可能に。神宮大会組の投手の中でも、最も今後が楽しみな投手でした。
更新日時:2014.11.26

短評

 中国大会を勝ち抜いた好投手。コントロール重視とキレのあるスライダーを勝負する投手だ。  右スリークォータから投げ込む直球は常時130キロ~137キロを計測。指にかかったときは、しっかりとの帯びていくストレートで、春先には140キロ越えも期待できる投手。ただのフォシームだけではなく、微妙に球を動かして打たせて取る投球を見せている。  変化球は120キロ前後のスライダー、120キロ前後を軸に投球を組み立て、両サイドをテンポ良く投げ分け打たせて取る投球を見せている。 ただ神宮大会では、やや制球があれてしまい、本来の投球が出来ていなかった。冬に鍛え直して、更なる活躍を見せたい。
更新日時:2014.11.14

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