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早川 隆久

早川 隆久(木更津総合)

都道府県:
高校:
学年:
2017 年卒
ポジション:
投手
投打:
左/左
身長:
180 cm
体重:
73 kg
データ最終更新日:2016年8月21日

観戦レポート1 木更津総合vs唐津商

観戦レポートより抜粋(2016年8月13日
 後半戦の第7日目ともなると、これまでに好投手、好野手と騒がれた選手がひと通り登場し、ニュースになっている。第3試合に登場する創志学園の右腕、髙田 萌生(3年)にしても、この試合に先発する木更津総合の左腕、早川 隆久(3年)にしても心穏やかではなかっただろう。そういうモヤモヤを晴らすような快投だった。

 早川が「俺のよさをみせてやる」といきみ立っていたわけではない。そういうピッチングスタイルではないのだ。まず投球フォームが尋常でないくらい完璧で、美しい。これまでに紹介した寺島 成輝履正社)には下半身が上半身を引っ張る形が完璧でないと書き、藤平 尚真横浜)には投げにいく直前に上体がスーッと伸び上がる悪癖を指摘した。しかし、早川にはわずかな欠点も指摘できない。

 投げ始めから投げた球がキャッチャーミットに収まるまでのタイムは2秒以上。これは打者の打ち気を見ながらタイミングを微妙にずらせるフォームということ。ストレートのこの日の最速は143キロで、本人がその気ならあと2、3キロはすぐにでも出せるだろう。いきみ立つ要素がありながら、そういうものをしっかり押さえ込んで自分の持ち味をしっかりと出す、そういう部分に精神力の高さを感じた。

 変化球はカーブ、スライダーが絶品で、ともに余計な横ブレがなく斜めから縦に切れ込んでくる超高校級の球筋。これにチェンジアップらしき落ちる球があり、これらを駆使して緩急をつけて、さらに内角を攻めることができる。つまりストレートを添え物にしてもピッチングをすることができる。それくらい技巧派としての精度が高い。それでもキレのいいストレートを加えて、一切のスキを封じているという印象なのだ。

観戦レポート2 木更津総合vs広島新庄

観戦レポートより抜粋(2016年8月17日
 早川は1回の先頭打者相手でも、1点も与えられない9回裏2死満塁のようなピッチングをする。最初から最後までコーナーや高低へのコントロールが緻密で、配球もキレのいいストレート、スライダー、ツーシーム、カーブをバランスよく混ぜ合わせ、一方に偏らない。打たれないのは当然と言っていい。

 これらの投げ分けや緻密なコントロールをもたらす要因となっているのが完璧な投球フォームである。
◇前肩が開かない、
◇下半身が伸びて、それに引っ張られるように上半身が時間差で伸びていく
というのが早川の最大の美点で、いつまで見ていても見飽きない。
「高校野球界のアート」
 そう言っても過言でないほど早川のピッチングは美しい。

情報提供・文:2016.08.13  小関 順二

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