平井 練選手 (東海大甲府)

平井 練

球歴:東海大甲府

都道府県:山梨

ポジション:右翼手

投打:右 / 左

身長:174.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2015年8月7日)  1回表、東海大甲府は二死二塁のチャンスで4番平井 練(3年)が打席に立った。 平井の姿を見て、ある変化を感じた。打撃フォームに大きな変化があった。これまでの平井は上体が高い構えで、始動遅めのフォームで、ヘッドが下がる課題があった。ワンテンポ遅いので、140キロ以上の速球に振り遅れ、また上体が高いので、低めの変化球が見えずに、三振に終わることが多く、ここからいかに脱却できるか。昨年から平井を見続けて、ずっとチェックポイントにしていたことであった。  だが今回の平井はオープンスタンスで構え、重心を下げたフォームに切り替えた。遅めの始動なのは変わりないが、このフォームにしたことで、低めの球をうまく呼び込めるようになった。  そして平井は低めの変化球を打ち返し、右前適時打を放ち、先制する。平井が構えを変えたのは、おそらく関東大会・佼成学園戦で140キロ台とキレのある変化球を武器にする小玉 和樹佼成学園)から打てなかったことが影響しているだろう。この試合、平井が最後の打者であった。小玉は全国レベルの好投手。このレベルの投手を打てなければ、全国を勝ち進むことができないと痛感したのであろう。その創意工夫がフォーム改造となり、先制点を呼び込んだ。
更新日時:2015.08.11

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