鎌谷 康平選手 (八頭)
短評
観戦レポートより抜粋(2014年10月15日) 国体ではあるが、鳥取勢にとっては大きな勝利であった。その立役者がエースの鎌谷 康平(3年)である。 今日の投球は甲子園以上の投球だったのではないか。 夏の甲子園では11年ぶりの勝利に貢献したエースの鎌谷。だが当時、腰の故障で、満身創痍の状態で投げていた。しかし現在は腰の痛みも完全に直り、鎌谷は初回から全力投球。三者連続三振に奪う上々の立ち上がりを見せる。 ワインドアップからゆったりと振りかぶり、下半身主導の体重移動から投げ込むストレートは常時120キロ後半~133キロ。しかし、八戸学院光星の打者は押されていた。鎌谷のボールをどう感じているのだろうか。 八戸学院光星3番の森山 大樹(3年)に聞くと 「僕たちは、現役の時と比べるとあまり練習をしていないのですが、もし練習をしていても厄介な投手だと感じました。球速が130キロ前半ですが、予想以上にストレートが走っていて、かなり手元まで来ている感じがしました。なかなか捉えきることができなかった」 鎌谷はストレート、スライダー、カーブを両サイドへ散らし、5回まで無安打無失点の好投を見せていた。
更新日時:2014.10.23