萩原 聖翔選手 (日南学園)

萩原 聖翔

球歴:日南学園

都道府県:宮崎

ポジション:捕手, 外野手

投打:右 / 右

身長:175.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

寸評

 今年、志望届を提出した強肩強打の捕手。東邦の速球派右腕・藤嶋 健人相手にも、2安打を放ち、強肩を披露した。果たしてプロのスカウトはどう評価するのか。 (打撃)  速球、変化球にも対応できて、内野手の間を抜く鋭い打球が多く、タイプとすれば、中距離打者タイプとみていいだろう。  スタンスはオープンスタンスで構える。グリップは肩の位置に置いて、バットを立てて構えている。両目で投手を見据えることが出来ており、バランスの良い構えをしている。投手の足が下りたところから始動を仕掛け、左足を高々と上げていきながら、間合いを測る。しっかりと間合いを取ることができており、速球、変化球にも対応することができていた。  トップの動きを見ていくとしっかりとひいていき、形成することが出来ている。インパクトまでヘッドが下がらずに振り抜くことができており、インパクトまでロスのないスイングが出来ている。外角球に対しては、しっかりと打ち返すことができている。 (守備) キャッチングを見ると、投手にしっかりとミットを示し、捕球することができており、スローイングは2.0秒前後を計測し、ウエイトな状態で投げれば1.9秒台も期待出来そうな強肩であった。リードを見ると、内外角を遣おうとしたが、日南学園の投手がアップアップになってしまったところがあり、外角一辺倒のリードで打ち込まれることがあったので、制球力が良い投手だけではなく、調子が悪い投手にも、どう自分の中で、持ち味を引き出すリード、ジェスチャー、構えをすることも大切かもしれない。
更新日時:2014.09.20

将来の可能性

 全体的に悪くないが、プロを意識するとなると、打撃、守備ともにまだ物足りなさを感じる。プロ入りすると、時間はかかりそうな選手で、それであれば、大学、社会人を経由してからプロ入りを狙うという選択肢も悪くないだろう。志望届を出しているのであれば、独立リーグを睨んで、腕を磨く選択肢もある。NPBの一軍で活躍するためにも、どのステージに進んでも、しっかりと攻守のレベルを高め、いずれはドラフト上位候補として注目される存在になることを期待したい。
更新日時:2014.09.20

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