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卒業生
小木曽 亮

小木曽 亮(中京大中京)

都道府県:
高校:
学年:
2011 年卒
ポジション:
外野手
投打:
右/左
身長:
172 cm
体重:
64 kg
データ最終更新日:2011年1月31日

寸評

中京大中京の核弾頭。県大会から打率.609を誇るバットコントロール。南陽工業戦で見せた中継がもたつく間にホームへ突く走塁の巧さ。そして三塁ランナーがホームへ突入するのを躊躇う強肩。三拍子揃った外野手として光っていた。

(打撃)
県大会では打率.6割、甲子園でも南陽工業戦で中心的な活躍を見せた小木曽。まだ怖さはないが、技術的な完成度は高い選手だ。
スタンスはスクエアスタンス。グリップを高めに置き、背筋を伸ばして構えている。両目はしっかり両目で見据えることができているし、何より力みを感じない構えは実に良い。投手の足が降ろしたところから始動を仕掛けていき、投手の降ろす時間によって足を上げる時間をとってシンクロさせるスタイルだ。ややインステップ気味に打ち込むスタイル。トップの動作を見ていくとやや深くとっていく。捕手側方向に引いていくので、グリップが入りすぎることはないので、インコースは打てる打法だ。ただトップを取るのが遅れ気味で差し込まれる打球が多いことも少なくない。それが彼の欠点。バットの軌道は水平。なので、ボールの上っ面だけ叩くような打撃にはならないし、ヘッドが下がって凡フライになるような打球は少なく、ライナー性の打球を飛ばしている。アウトコース、インコース関係なく打ち返すことができており、そして左投手のスライダーに対しても体が開かずにレフトへ流し返す上手さがある。実に良い打者であった。

(守備・走塁)
守備は南陽工業戦で魅せた。5回の表、ツーアウト二塁。7番の岩本輝がライト前ヒット。タイムリーになるかと思われた当たりであったが、小木曽はキャッチャーミットにワンバウンドに届く返球を見せたのだ。選抜から地肩は強いと思っていた選手だが、改めて強肩ということを証明した。地肩の強さだけではなく、守備範囲の広さ、出足の良さはさすが名門・中京大中京で鍛えられている。

走塁を見るとベースランニングが上手い。遠回りすることなく駆け抜けることができており、相手のミスを付いて次の塁を盗むアグレッシブさは魅力的。塁間タイムは4.00秒~4・20秒前後と左打者の基準タイム(4.20秒台)は満たしており、走力は高い。

将来の可能性

春よりも攻守のレベルを一段階上げてきており、実に良い選手になった。技術的な高さではなく、早稲田実業業戦では大差の中でも打球に飛び込んでアウトにしたアグレッシブなプレーを見せており、気持ちの強さも光る選手だ。

大学では早い段階から使われる選手。国学院大学でプレーすることになったが、国学院大学は良い左打者が多く、その中から勝ち上がるのは相当打撃をアップさせていかないと試合で活躍するのは難しい。ライバルの競争を勝ち抜き、ぜひ東都でも名の残るアベレージヒッターとして活躍することを期待している。

情報提供・文:2011.01.31  河嶋 宗一
  • 2011 年 1 月

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