赤嶺 祥吾選手 (糸満)

赤嶺 祥吾

球歴:糸満

都道府県:沖縄

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:170.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

寸評

 小柄ながらサイドに近いスリークオーターから、MAX142キロを記録する速球派。右打者の外角に小さく横滑りするスライダーとのコンビネーションで、三振の山を築きます。    (第一印象)     上背がないので、それほどフォームやボールに威圧感はなく、凄みよりも上手さが光る好投手。 2014年度の、沖縄を代表する好投手の一人ではないのだろうか。    (投球内容)     前日の試合でも登板していただけに、観戦した多良木戦では、少しボールのキレ・コントロールに甘さを残す内容でした。MAX142キロと言われる球速も、私が見た試合ではMAX139キロ止まり。平均では、135キロ前後といった感じです。それでも外角にコントロールされるスライダーにもキレがあり、元来は外の微妙な出し入れが持ち味なんだろうなという片鱗は伺えました。夏に向けて連戦に耐え得る体力の向上が、一つ大きな課題ではないのでしょうか。好調時の投球は、まさに全国区の投手ではないかと想像できます。    <長所>     グラブを最後まで内に抱えられ、足の甲でもシッカリ地面を捉えています。また「球持ち」もよく、コントロールの好いのも頷けます。     サイドに近いフォームですが、着地までの粘りも悪くなく、体の開きが早過ぎることがありません。そのため打者からは、球の出どころが極端に見やすいということはないでしょう。    <課題>     腕は投げ終わったあと身体に絡むような振りの良さはあるものの、それほどボールに上手く体重が乗せられていないので、球速ほど打者の手元までグッと来る感じがありません。そのへんの球威の物足りなさが、イニングが進むにつれて馴れられると怖いなと感じさせます。
更新日時:2014.05.15

将来の可能性

 もうちょっと好調時のピッチングも見てみたかった気が致しますが、夏の大会で確認できることを期待します。イメージ的には、昨年巨人入りした 平良拳太郎北山)投手を小柄にした感じの投手。沖縄では、山城大智沖縄尚学)、伊波 友和(美里工業)らと共に、全国レベルの好投手に数えられるのではないのでしょうか。ぜひ夏は、全国の舞台でその実力を示してもらいたいと思います。
更新日時:2014.05.15

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