五十嵐 誉選手 (東海大甲府)

五十嵐 誉

球歴:東海大甲府

都道府県:山梨

ポジション:遊擊手

投打:右 / 右

身長:177.0 cm

体重:72.0 kg

学年:卒業

寸評

 1年秋から4番ショートの座を掴み、出場しているショート。だが大舞台では目立ったパフォーマンスを披露することが出来ていない。 (打撃)  スタンスはスクエアスタンス。グリップは肩よりやや低い位置に置いて構えている。やや背筋を曲げてボールを見ている。構え自体は力みはなく、悪くない。    投手の足が着地したところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げて真っ直ぐ踏み込んで打ちに行く。トップの動きを見ていくと捕手側方向へ引いており、グリップが入りすぎることなく、振り出すことができている。打てる時はトップもしっかり作れ、ヘッドが下がらずに上から振り出すことが出来ているが、凡退になるときは、しっかりとトップが作れず、ややヘッドが下がり気味。    そのためスイングスピードが鈍り、速球に詰まってしまっている。また踏み込んだ左足も崩れてしまっており、強いスイングが出来る状態ではない。ボールを当てる技術はあるので、いかに自分の打撃フォームを貫くことができるかだろう。ベストのフォームでも、スイングスピードの速さ、インパクトの強さは大きく存在感を示せるほどではない。    (守備・走塁)  打球に対する反応は良く、ゴロは正面に入り、丁寧に裁くことができており、またスピードも良い。さらにスローイングも確実性が高く、名門校を守るショートらしい、基礎がしっかりしたショートといえるだろう。  塁間タイムは4.6秒前後で、左打者に換算すると4.3秒前後で平均的な脚力だ。長打力を全面に勝負する選手ではないので、もう少しスピードに拘ってほしい選手である。
更新日時:2015.01.04

将来の可能性

 攻守ともにスキルの高さを感じさせるが、何かいまひとつ殻を破りきっていないのが気になる選手。2015年の東海大甲府で最も存在感を示すことが出来る潜在能力を秘めるだけに、大舞台で力を発揮できるよう、この冬は攻守のスキル、筋力的なモノなどを大きく高めて、格の違いを見せてほしい。
更新日時:2015.01.04

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