羽毛田 晶啓選手 (関東一)

羽毛田 晶啓

球歴:関東一

都道府県:東京

ポジション:投手

投打:右 / 両

身長:182.0 cm

体重:83.0 kg

学年:卒業

寸評

 選抜の美里工業戦(2014年03月24日)では、7回を7安打打たれながらも粘り強く2失点で試合を作る好投。また自らの最高球速を更新するMAX140キロを記録するなど、一冬越えた成長を印象づけました。    (第一印象)     けして下半身が使えないフォームではないのですが、身体のキレが悪く何処かモッサリした印象は拭えません。もう少し身体がキレて来ると、メリハリのある投球ができるようになるのではないのでしょうか。                                        (投球内容)    ノーワインドアップから繰り出す速球は、常時130~135キロぐらいが殆ど。ズシりと来る厚みのある速球が特徴で、外角中心にボールを集めてきます。変化球は、横滑りするスライダーと縦のスライダー、それにチェンジアップやフォークのような縦の変化球もあります。牽制も鋭く、クィックも1.2秒弱で投げ込め、コントロール・マウンド捌きにも大きな破綻がありません。投球全体に、リズムやキレみたいなものが出てくると面白いと思います。MAX140キロを記録したように、力を入れて投げればそのぐらいのボールを投げられる馬力もあるようです。    <長所>     腕はしっかり振れるので、速球と変化球の見極めは困難。見た目以上に、器用さを兼ね備えているように思います。    <課題>     足の甲の地面への押し付けが少し浅く、もう少し重心が沈むようになると、前にグッと体重が乗ってボールに勢いが出てきそう。
更新日時:2014.05.08

将来の可能性

 身体にも力がありそうですし、投球全体に大きな欠点は見当たりません。今のままでは特徴に欠ける気もしますが、今後投球全体のパワーアップ・メリハリがつくようになると面白いと思います。本格的に素質が開花するのは数年先になると思いますが、それまで弛まる努力を継続して行けるかがポイントでしょうか。こういった大型投手は大成するのに時間はかかりますが、才能が開花するときは一気に開花することも少なくありません。自分の才能を信じて、今後も地道な努力を期待します。
更新日時:2014.05.08

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