村上 貴哉選手 (松山東)

村上 貴哉

球歴:松山東

都道府県:愛媛

ポジション:遊擊手

投打:右 / 右

身長:173.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

短評

愛媛県トップクラスの進学実績を誇る古豪・松山東が登録メンバー10名の上浮穴から10安打を奪い快勝。その中でもひときわ輝きを見せていたのは「3番遊撃手・主将」としてチームを牽引する村上貴哉(右投右打・173センチ70キロ・愛媛松山ボーイズ出身)である。 進学校にあって、その身体能力の高さは以前から関係者の間で話題となっていた村上。冬場に行った測定種目「三歩飛び」では、既に高校通算30発に迫る長打力と抜群のバネを有する丹原越智 達矢右翼手(2年)がマークした「2m90cm」と同格の数字をマーク。夏の愛媛大会では50メートル走5秒9の俊足を活かし一塁駆け抜け4.1秒切りをマークするなど、伝説的エピソードをあげれば枚挙にいとまがない。 そしてこの日も彼は新たな伝説を作った。「右太腿肉離れで2週間くらい前からほとんど練習に参加できなかった」にもかかわらず第1打席ではレフトへ三塁打。第3打席では「中前」二塁打に三盗。「右方向に強い打球を打つために落合博満さん(秋田商→東洋大中退→東芝府中→ロッテ→中日→巨人→日本ハム→元・中日監督)を参考にしている」神主打法から繰り出す打球は、個性的な香りに満ちていた。 堀内準一監督も「カリスマ性、求心力があって、選手間ミーティングでも彼の言うことはよく聴く」と全幅の信頼をおく「オレ流主将」。 「将来はプロになりたい気持ちはあるけど、技術向上と感謝の気持ちを忘れずに東京六大学を目指していきたい」と語る目の先には、県大会以上の大きな舞台、そして夢舞台がくっきり見えている。
更新日時:2013.09.16

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